立秋の8日、淡路市多賀の伊弉諾神宮で無病息災などを祈願する「立秋湯立神楽祭」があった。この日、同市では最高気温が32・8度の真夏日となったが、約100人の参拝客が湯玉を浴びながら祈っていた。 拝殿前に熱湯が入った五つの釜が置かれ、白装束姿のみこが両手に持ったササの葉で湯をすくい、天地四方に勢いよく払って清めた。湯玉を浴びると健康に過ごせると伝えられ、参拝客は手を合わせながら、飛び散る湯玉を浴びていた。 家族で参拝に訪れた南あわじ市の大濱由香さん(36)は「湯玉をたくさん浴びたので、家族が元気に過ごせるといいですね」と話していた。【登口修】 〔淡路版〕 8月9日朝刊 【関連記事】 東北電:需給逼迫 東電が110万キロワット緊急支援 猛暑日:「多度峡天然プール」にぎわう 三重・桑名 猛暑日:全国51地点で 東日本では一時、激しい雷雨も 気象:7月は「猛暑のち豪雨」 上・中旬は