米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は18日、米国の企業は一段の金融緩和よりも財政政策や規制政策の透明性を必要としていると述べ、それが雇用創出に不可欠だと強調した。 同総裁は同連銀がテキサス州ミッドランドで主催した地域フォーラムで講演。「米国の経済成長と雇用創出を資金面で実現するための流動性は十分に存在している」と述べた。同総裁は超低金利を少なくとも2013年半ばまで維持するとの最近の連邦公開市場委員会(FOMC)決定に反対票を投じた。 同総裁は「銀行システムには流動性があふれている」と述べ、「国内銀行はカネがだぶついており、12の地区連銀の口座に約1兆6000億ドル(約123兆円)もの過剰準備を預託している。こうした銀行の過剰準備は企業に融資するべく待機した形になっている」と指摘。企業も現金は潤沢で、「必要な運転資金をはるかに上回っている」と述べた。 その上で同総裁は、連邦準備制度は
ヒューレット・パッカード(HP)は自社のオペレーティング・システム「WebOS(ウェブOS)」を、家電メーカーや自動車メーカーに使ってもらおうと攻勢をかけている。だが、ウェブOSは市場では後発で、また実績も少ないことから、メーカーはライセンス提供を受けるのに二の足を踏んでいる。 HPのアポテカ最高経営責任者(CEO)は6月に、ウェブOSについての関心を測るため、さまざまな企業と話を始めると述べた。ウェブOSはHPのタブレット「タッチパッド」やスマートフォンの「プレ(Pre)」に使われているオペレーティング・システム(OS)だ。 HPによると、ウェブOSはタッチコマンドを使いインターネットに接続できるので、これを活用することで製品が使いやすくなり、機能性も高まるという。 たとえば、調理用コンロについているスイッチをタッチスクリーンに替え、そこにインターネットからダウンロードしたレシピを
ロサンゼルス市など3つの米地方自治体は、自治体保有の投資ポートフォリオ(投資基金)について、格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)に自主的に委託していた格付け契約を撤回した。S&Pが米政府債(国債)の格下げに伴い、これら地方自治体の投資基金を格下げしたことが背景。 フロリダ州セントルーシー郡など他の一部自治体も同様にS&Pへの格付け委託取りやめを検討中だ。 S&Pは現在、約90に上るこうした地方自治体保有の投資基金を格付けしている。先週には、73の基金に関する広範囲な格下げの一環として14の自治体基金を格下げした。S&Pによると、これら基金を格下げしたのは、これら基金が先に格下げされた米国債や連邦政府機関債を保有していて「エクスポージャーが相当大きい」ためだ。S&Pは今月初め、米国債を最上級トリプルAからダブルAに格下げしている。 今週これまでにS&Pに対する格付け委託を撤回した
【ニューデリー】汚職を取り締まる強力な政府機関の設置を求めて計画したハンガーストライキに対する当局の許可条件をのまなかったとして活動家アンナ・ハザレ氏(73)が拘束されたことに抗議して、デリーなどの都市で17日夕刻、合わせて数千人が抗議集会を行った。 議会近くのインディア・ゲートでは、ろうそくやインド国旗を手にした人々がテレビ局の車を囲んで、「アンナ、われわれはあなたと共にいる」「アンナ万歳」などと叫んだ。バンガロールやチェンナイなど他の都市でも、規模はこれより小さいが抗議集会が開かれた。 ハザレ氏は17日夕時点で引き続きティハール刑務所にいる。ここには政府を揺るがし、同氏の活動への支持を高めた汚職の関連で逮捕された数人の政治家も収容されている。 インドのシン首相は17日、ハザレ氏とその支持者2600人以上を拘束した警察の判断は間違っていなかったとの見解を示した。しかし、同首相は、ハ
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