大津三大祭の一つ、建部(たけべ)大社(大津市神領1)の「船幸祭(せんこうさい)」が17日、本祭を迎え、大津市の瀬田川両岸は観光客でにぎわった。 同大社の祭神、日本武尊(やまとたけるのみこと)が船団を率いて海路東征した故事を再現し、湖上航行の安全を祈願する例大祭。氏子ら約220人が4基の御輿(みこし)を担いで町を練り歩いた後、御輿は御座船へ。屋形船などとの十数隻の船団が南郷洗堰(あらいぜき)の御旅所まで約4キロを往復し、東日本大震災の早期復興も祈った。 祖父と訪れた草津市の林田愛未(まなみ)ちゃん(6)は「お船がきれいで面白かった」と話していた。【加藤明子】 8月18日朝刊 【関連記事】 千成ヒョウタン:涼しげ“エコカーテン” 旧竹林院で見ごろ−−大津 /滋賀 全国訪問おはなし隊:「本がいっぱい楽しかった」 キャラバンカー県内巡回 /滋賀 訃報:相井義男さん 91歳=元県議会議