レスリングのロンドン五輪出場枠を懸けた世界選手権第5日は16日、トルコのイスタンブールで3階級を行い、女子72キロ級で8年ぶりの優勝を目指した33歳の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は2回戦で昨年準優勝のオエネワ・アクフォ(カナダ)に1−2で敗れて敗者復活戦に回れず、5位までに与えられる五輪出場枠を逃した。日本勢は五輪で行われる女子の4階級で3階級を制したが、72キロ級は来春の五輪アジア予選で出場枠獲得を目指す。 浜口は「心身ともに万全の状態でこの大会にかけていた。全精力をささげていたので、頭の中が真っ白」とぼう然。 男子フリースタイル55キロ級の湯元進一(自衛隊)は準々決勝で米国選手に0−2で敗れて敗者復活戦に回れず、五輪出場枠を逃した。 【関連記事】 世界レスリング優勝も即五輪出場とはならず 小原2連覇、日本勢金1号 世界レスリング グレコ日本勢、五輪枠ゼロの惨敗 世界レスリ