北海道江別市の市道交差点で1日未明に起きた飲酒死亡ひき逃げ事件。 容疑者は仲間と4人でカラオケやスナックなどをはしごし、帰宅のためにハンドルを握った。容疑者は昨年も、ひき逃げ事件を起こし実刑を受けている。死亡した女性(39)は2児の母。実刑から1年足らずで起こした事件は、極めて悪質性が高い。道警は、危険運転致死罪を視野に捜査を進めている。 自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕された同市文京台、配管工工藤博英容疑者(36)は昨年5月、江別市内でひき逃げ事件を起こしている。江別署などによると、被害者は軽傷だったが、裁判で実刑判決を受け、今年7月に出所したばかり。運転免許は取り消され、持っていない。しかも、事故を起こしていた乗用車は車検証がなく、ナンバーは登録が抹消されているものに付け替えられていた。 工藤容疑者は、車に同乗していた男女3人と前日夜から酒を飲み始め、「飲食店