高校生の生け花日本一を競う「Ikenobo花の甲子園2011」(池坊華道会など主催、毎日新聞社など後援)が13日、池坊会館(京都市中京区)で開かれ、地区予選を勝ち抜いた代表9校が生け花の技術やアイデアなどでしのぎを削った。最優秀校には北海道江別高校、優秀校に大垣東(岐阜県)、ノートルダム女学院が選ばれた。 3度目となる同大会の地区予選には、書類選考を通過した49校が参加。全国大会は1チーム3人で、45分間で3作品を完成させるなどの課題に挑んだ。高校生はそれぞれ地元から持ち寄った花を生かし、個性的な作品を作り上げていった。 北海道江別高校の作品のテーマは「ありがとう」。ゴールデンスティックという黄色の花材3本の上にピンク色のバラを配した。チームの1人、新保香純さん(2年)は「バラは講師の高橋君子先生をイメージした。いつも優しく指導してくれる先生や家族への感謝を表したかった」と作品について