○東福岡(福岡)116−0明和県央(群馬)●(第4日・1日) 量産した17トライのうちノーホイッスルトライが9本。今大会ここまで大勝してきた明和県央を圧倒した東福岡が3回戦での大会最多得点をマークして、王者の貫禄を示した。 この日のテーマは徹底した「縦の意識」。ロック和田が「(初戦の後半は)横に動かしてばかりでゲインできてなかった」と言う失速原因を修正した。試合開始50秒余りでロック西の突破からFB藤田が先制トライを奪うと、倒れず突進する推進力とパスを受ける出足の速さで相手防御ラインを破り続けた。計7人を入れ替えても後半の方が得点が多く、FWも最後まで体を張って無失点。谷崎監督は「点数を取っても有頂天にならないのがよかった」と満足げにうなずいた。 【関連記事】 全国高校ラグビー:きょう3回戦 8強かけシード対決 高校ラグビー:1日は3回戦8試合 ベスト8決定へ 第91回全国高校
○桐蔭学園(神奈川)34−17石見智翠館(島根)●(第4日・1日) 試合開始から4分で10点を先行された桐蔭学園だったが、藤原監督は「接点で勝っていたし、選手も修正点を分かっていた」と焦りはなかった。相手の防御に手こずりながらも徐々にペースをつかみ、前半14分にゴール前ラックからフッカー中村が逆転トライ。後半は1年生SO横山のキックで陣地を獲得する試合運びで突き放した。 試合直後の組み合わせ抽選では、前回大会で優勝を分け合った東福岡との対戦が決定。主将の浜野は「去年は最後に追いつかれて悔しい思いをした。決勝でやりたかったが、チャレンジャー精神で勝ちに行く」と気合いを入れ直していた。 【関連記事】 高校ラグビー:東福岡、王者の貫禄17トライ 高校ラグビー:御所実、モールの強さ目立つ 全国高校ラグビー:きょう3回戦 8強かけシード対決 高校ラグビー:1日は3回戦8試合 ベスト8決
○国学院栃木(栃木)31−26 深谷(埼玉)●(第4日・1日) 国学院栃木・吉岡監督は辛勝に憮然としていた。「花園の魔物に食われそうになって、九死に一生を得た」 ラインアウトからのモールの押し込みあり、大黒柱の高校日本代表候補FB田村の個人技あり。前半だけで3トライを奪い、17点リードで折り返した。だが、2回戦でわずか一つだった反則が、この日は16にも。特に後半は10を数え、それを起点にモールや外に展開された。足が止まって接点での厳しさも消え、3トライを返されて終わってみればわずか1トライ差まで迫られていた。 防御の要のCTB高城がこぼす。「前半でいけるかなと思い、少し気が緩んだ」。幼い頃から楕円球に親しんだ選手が多い今季はチーム史上最強だが、自信が過信になったか。シード入り自体が初のチームは、追われる立場の落とし穴にはまりかけた。 加えて、深谷の高校日本代表候補SO山沢の縦突破を
東福岡対明和県央 後半22分、トライを決める東福岡の東川寛史=1日、花園(塚本健一撮影)(写真:産経新聞) 3連覇を狙う東福岡が力の違いを見せつけた。ほとんど自陣に攻め込まれることないまま17トライを奪って、116点差の圧勝。谷崎監督は「有頂天にならずにやれている」とうなずいた。 抽選の結果、次戦は前回大会決勝で引き分け、両校優勝を果たした桐蔭学園と対戦することが決定。木村主将は「決着をつけたいというのは少しある。思い切って、いい試合がしたい」と意気込みを語った。 【関連記事】 高校ラグビー 常翔学園2年、快足WTB松井が躍動 勢力図に異変? 伝統校抜きのラグビー大学選手権 運命の抽選で女神ほほえむ 春日丘が初の2回戦へ 高校ラグビー 創部29年目の初勝利 6度目出場の富山一 高校ラグビー 高校ラグビー「東北魂」仙台育英、休部乗り越え7トライ
横浜市神奈川区の「ファーマーズ」(田岡義康社長)で自然農法を学んだ失業者・フリーターの研修生5人が、新たに就農した。同社は、国の求職者支援事業の認定を受け、研修を実施。新規参入が難しいとされる農業への門戸を求職者らに開きながら、引き続き就労支援に協力していく考えだ。 同社は2010年9月、厚生労働省所管の「中央職業能力開発協会」から、農業分野で県内初となる緊急人材育成支援事業の基金訓練校の認定を受けた。 1年間で21歳から64歳までの計47人が研修。うち4人が同社に、1人が秋田県の農業生産法人に就農。他の研修生は農業以外の職に就いた。 研修で学ぶ農法は「ノンケミカル(化学物質除去)農法」。化成肥料や農薬、土壌殺菌、土壌消毒などを徹底的に排除している。 新規就農者の一人、元電気機器メーカー社員の公田勝哉さん(42)は研修を経て同社で働く。「青空の下で仕事できるのが一番」と気持ちよさそ
「天狗になるな」とよく戒められたものだが、これだけ大きいとその鼻も高くなろうもの。なにしろ顔の高さ8メートル、幅6メートル、鼻だけでも4メートル。全身に換算すれば50メートルになるという日本一巨大な天狗面が浜松市天竜区春野町の春野文化センターにある。 春野町は霊山・秋葉山のふもとで、その秋葉山は京都・鞍馬、東京・高尾、長野・飯綱と並び称される修験道場として知られる。天狗には「妖怪と神様の中間である鬼神(きしん)」「人間を魔道に導く」など神秘的なイメージが強いが、「秋葉の天狗さんは子供たちと仲良しで、村の祭りでもおかめ・ひょっとこ・狐や近頃の子供の人気キャラクターのお面に立ち交じって人気が高い」(同センター)。 恐れ多くも日本一の巨大さを誇る秋葉山の天狗さまがおかめ、ひょっとこと同レベルとは…。植え込みにちょこんと乗った巨大な顔は、今でも来訪者に驚きと親しみで迎えられている。 【関連記
常翔学園対長崎北陽台 後半6分、常翔学園の松井千士が独走トライ=1日、花園(塚本健一撮影)(写真:産経新聞) 同点に追いつかれた直後の後半15分だった。ハーフライン付近でパスを受けた常翔学園の2年生WTB松井が、50メートル5秒9の快足を飛ばし、独走トライ。花園初先発の松井は「前半にミスが多かったので、後半に返せてよかった」と充実感をにじませた。 たしかに何度もゴール直前まで攻め込みながらもパスミスが目立ち、決定力を欠いた。守ってはがむしゃらに攻めてくるノーシードの相手に対し、ひやりとさせられる部分もあったが、松井のトライ以降は、ボールを積極的に動かす本来の展開ラグビーを取り戻した。 普段は後半からの出場が多い松井だが、チームメートから監督への推薦もあり、先発出場が決まったという。残り約15分で22点差とAシードの意地を見せるきっかけをつくり、「同点になってからすぐに返せたのがよかった
元オウム真理教信者の平田信容疑者を逮捕。丸の内署を出る平田容疑者を乗せた車 =1日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞) 平成7年2月に発生した目黒公証役場事務長、仮谷清志さん=当時(68)=逮捕監禁致死事件をめぐり逮捕されたオウム真理教元幹部、平田信容疑者(46)が、調べに対し、「(仮谷さんに)申し訳ないな、とは思う」と供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。 平田容疑者は「車を運転しただけ」と容疑を一部否認しているが、警視庁捜査1課は、事件の詳しい経緯を知り、仮谷さん死亡にもかかわった疑いがあるとみて事情を聴いている。 捜査関係者によると、平田容疑者は、平成7年3月の国松孝次元警察庁長官銃撃への関与や、出頭に至った経緯についての問いかけに、明確な供述を避けている。麻原彰晃死刑囚(56)=本名・松本智津夫=への帰依などについても言及せず、質問に対しては「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く