藤村官房長官は24日の記者会見で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)再稼働を巡り、橋下徹大阪市長が「政治家が安全宣言をしたのはおかしい」と批判したことについて「政治家が安全を宣言しているのではなく、専門的、技術的な観点から専門家が判断した」と反論した。 藤村氏は、橋下氏の主張を「やや短絡的だ」と指摘した。 藤村氏は24日の橋下氏との会談の中で、橋下氏から「安全性は国民の求めるレベルに達していないが、この夏の電力需給の観点で(再稼働が)必要だと主張すべきだ」との発言があったことも明らかにした。橋下氏も今夏の電力不足を深刻に受け止めているとみられる。 橋下氏らが申し入れた原発の安全性に関する8提案については、「将来的に当然考えるべきことだと、双方が多分そういう認識だ」と述べるにとどめた。
原子力発電所の耐震安全性を評価する経済産業省原子力安全・保安院の意見聴取会は24日、日本原子力発電敦賀発電所(福井県敦賀市)の原子炉建屋直下を走る断層を現地視察し、「活断層の可能性がある」との見解を示した。 活断層の上には原発は建てられないとする国の基準に反する恐れがある。今後、原電は、この断層の活動性がないことを示さなければならず、原発の再稼働のハードルは極めて高くなった。 意見聴取会が問題視したのは、地震によって岩石がもろくなった「破砕帯」に含まれる断層。1、2号機の原子炉建屋直下を含む敷地内に破砕帯が約160本走る。1965年の1号機の設置許可申請時に把握していたが、原電はこれまで地質調査などから、破砕帯には考慮すべき地震活動の痕跡はないとしてきた。 しかし、東日本大震災以降、地盤にかかる力が変化し、従来と異なる仕組みの地震が起こりやすくなり、断層評価の見直しが必要になった。同
24日午後1時55分頃、仙台市泉区七北田、「仙台徳洲会病院」の駐車場で、軽乗用車から火が出ているのを病院職員が見つけた。 火はすぐに消し止められ、宮城県警泉署員が調べたところ、車内から男性1人の遺体が見つかった。男性の顔には何かにぶつけたようなあざが複数あり、県警は、事件と事故の両面で調べている。 県警などによると、男性は60歳代とみられ、後部座席の足元部分に横たわっていた。身に着けていた着衣の一部が焦げていたが、あざ以外に目立った外傷はなかった。ドアは施錠されておらず、エンジンキーはささったままだった。 県警は、男性の身元特定を進めるとともに、25日に遺体を司法解剖し死因を調べる。
【パリ=三井美奈】22日の仏大統領選第1回投票で首位に立った最大野党の左派・社会党のフランソワ・オランド候補、2位の保守与党・民衆運動連合(UMP)、ニコラ・サルコジ大統領は5月6日の決選投票に向け、選挙戦を再開した。 2人は共に、3位になった極右のマリーヌ・ルペン国民戦線党首に投票した有権者の取り込みに重点を置いた。 オランド氏は24日、失業率が13%に達する北部の工業地帯エーヌ県を視察した。ルペン氏が第1回投票で26%を得票し、首位のオランド氏に1ポイント差に迫った地域だ。オランド氏は24日付リベラシオン紙のインタビューで、「ルペン氏の支持者の一部は元来は左派だ。私は『あなた方を守るのは左派だ』と説得する」と訴えた。 一方、サルコジ大統領は23日、仏中部での支持者集会で「新たな決戦の時だ。私は彼ら(ルペン氏支持者)の声を尊重する。第1回投票で国民の怒り、苦悩の叫びを聞いた」と訴え
東京ガスは24日、系列の「東京ガスライフバル」が販売し、取り付けを行った壁掛けタイプの住宅用ガス漏れ警報器について、一部で不適切な取り付け作業が行われていたと発表した。 ショートする可能性もあり、2万408件を点検し、無料で取り換える。 点検対象は、東京、埼玉、神奈川の1都2県で2002年8月から今年3月末までに販売、取り付けた警報器。対象の顧客へはダイレクトメールで通知する。 電源コードを壁に留める際には、本来専用部品を使うが、直接コードにピンを差していた。警報器は正常に作動するが、無理な力を加えるとショートする可能性もある。昨年12月には川崎市の住宅で、留めたコードが引っ張られてショートし、壁にわずかに焼けた跡が残ったという。 東京ガスは、問い合わせを電話(0120・111・985)で受け付ける。
本州付近を覆う高気圧の影響で、24日は九州から東北南部で晴れ間が広がった。 埼玉県熊谷市では同日午後1時に今年一番の暑さとなる26・7度を観測するなど各地で「夏日」を記録。気象庁によると、午後1時前には甲府市と群馬県桐生市で26・0度、東京都心も23・1度を記録した。 6日ぶりの晴れとなった東京都心では、初夏を思わせる日差しの下、久々の陽気を半袖で楽しむ姿も見られた。
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