陸上男子四百メートル障害の日本記録を持つ為末大(CHASKI)が30日、活動拠点の米カリフォルニア州サンディエゴから帰国した。 4大会連続の五輪代表を狙う為末は、2月中旬に右ふくらはぎを痛め、コーナーの走りなどが十分ではないという。だが土台作りは着実に進め、「ビーチや坂道で走る量は多く、昨年より練習のタイムもいい」と手応えもつかんでいる。 5月3日の静岡国際にもエントリーしているが、最終的には6月の日本選手権に照準を合わせる。昨年のベストは49秒89で、五輪参加標準記録Aの49秒50の突破も必要。「日本選手権で優勝を目指して思い切り行く。それができれば記録は難しくない」と意欲を見せた。 為末は昨年、郷里の広島にジュニア向け陸上クラブ「CHASKI」を設立。今年は自身もこのクラブを所属先として大会に出場する。【石井朗生】 【関連記事】 ロンドン五輪:マラソン代表の中本選手「激励会」
【バンコク春日孝之】ミャンマーの最大野党「国民民主連盟(NLD)」を率いるアウンサンスーチー氏が2日、国会に初登院して議員に正式就任する見通しとなった。スーチー氏は、就任宣誓にある憲法を「順守する」との文言を「尊重する」に変更するよう求めていたが、テインセイン政権がこれを拒否しており、最終的にスーチー氏が変更を取り下げた格好だ。 国民民主連盟のニャンウィン報道官は30日、記者団に「私たちは国会に対し、登院すると連絡した」と述べ、スーチー氏をはじめ補欠選挙(4月1日)の当選議員約40人が2日に登院することを明らかにした。憲法を「順守する」と宣誓する。 要求を取り下げた理由について、報道官は「(私たちを選んでくれた)有権者の願いをかなえるためだ」と述べた。改革開放政策を矢継ぎ早に打ち出すテインセイン政権に対し、「原理原則」にこだわることで「民主化」の推進役どころか足かせになるとの印象も出て
【北京・成沢健一】中国山東省での自宅軟禁から脱出して北京の米大使館に保護されている盲目の人権活動家、陳光誠氏(40)の処遇について、在米支援団体「対華援助協会」の傅希秋代表は4月30日、「一両日中の解決を目指して米中両政府が協議している」と語った。AP通信などが伝えた。 傅代表が米中両政府に近い消息筋の情報として明らかにした。傅代表によると、陳氏は国内にとどまることを強く望んでいるが、自由な活動や家族の安全といった要求が満たされない場合、海外への亡命も選択肢になるという。 5月3日からはクリントン米国務長官らが出席して米中戦略・経済対話が北京で開かれる予定で、陳氏の処遇が両政府間の新たな火種になるとの見方も出ていた。キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が4月29日に予定を繰り上げて北京入りしており、中国政府と陳氏の扱いについて協議しているとみられている。 【関連記事】 北
【釜山聯合ニュース】日本のゴールデンウイークと中国のメーデー連休に合わせ、釜山市は空港などで外国人観光客を歓迎するセレモニーを行っている。 同市は30日、金海空港国際線と釜山国際旅客ターミナルで、釜山訪問を歓迎するイベントを開催した。韓国観光公社、市観光協会、ホテル、百貨店、免税店などが参加し、記念品贈呈などさまざまなイベントを行った。 入国審査場には手続きをサポートするボランティアが配備され、釜山に到着した直後から歓待を受けられる。イベントは5月3日まで。 【関連記事】 中国と東南アジア観光客のガイド 制服着用へ=韓国 韓国政府が総合状況班運営 日本・中国の連休に備え 1〜3月の沿岸旅客船 利用者が7%増加=韓国 大邱の外国人観光客 1〜3月は4万5千人 ぼったくりや違法タクシー 韓国政府が観光地調査へ
【衝撃事件の核心】 キャバ嬢に“貢いだ”額は6億円−。勤務先の預金口座からカネを引き出し使い込んだとして今月11日、電子計算機使用詐欺容疑で工業用ゴム製造大手「シバタ」(東京都)の元経理係長の男(33)が警視庁に逮捕された。同庁によると、使い込みは総額計約6億4000万円に上るとみられるが、そのうち約5億9400万円が下町のキャバクラ嬢のために使われていた。1人の会社員を、常軌を逸した不正に走らせたキャバ嬢の“甘い”ワナとは…。(原川真太郎) ■「私、がんなの」そんな言葉を信じて…7年間で計350回 「私、実は胃がんになって、入院や通院でお金がかかるの…」 逮捕されたのは栗田守紀容疑者=埼玉県朝霞市。訴訟記録によると、栗田容疑者は平成15年1月ごろ、東京都葛飾区のJR亀有駅前にあるキャバクラで、なじみのキャバ嬢からこんな相談をもちかけられた。当時20代前半だったキャバ嬢に好意を抱い
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く