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ヤクルト7―1広島(セ・リーグ=30日)――ヤクルトの宮本が2点適時打を含む2安打で、通算2000本安打まであと「4」とした。 直近の5試合で3安打と打撃の状態が上がらなかっただけに大きな2本。5月1日からの横浜での3連戦と、その後の神宮での記録到達の可能性が十分にでてきた。
巨人0―0阪神(30日=セ・リーグ)――巨人の沢村が7回無失点と好投した。 カーブ、スライダーを織り交ぜた緩急がさえ、六回までわずか1安打。七回無死一塁から、新井貴に右中間二塁打を浴びたものの、味方の好中継プレーで鳥谷が本塁寸前でタッチアウト。なお一死二塁から、金本を一ゴロ、ブラゼルを空振り三振に取り、ピンチを切り抜けた。 打線の援護に恵まれず自身の今季2勝目はお預けとなったが、「先頭打者を出さない」「無駄なボール球をなくす」というテーマ通りの投球だった。
中日1―0DeNA(セ・リーグ・30日)――中日の堂上剛が七回、左前打で均衡を破った。 一死二塁で弟の堂上直の代打で打席へ。捕逸で二塁走者が三塁に進塁した直後だった。DeNA先発・ジオの高めに浮いた球を鮮やかに打ち返した。「山本昌さんの気合が伝わってきて、絶対、打ってやろうと思っていた」。山本昌の球団新記録となる通算212勝目がかかった試合で殊勲打を放ち、右腕を突き上げ、一塁を駆け抜けた。
オリックス5―4西武(パ・リーグ=30日)――オリックスの李大浩(イデホ)が七回に同点ソロを放った。 先頭で打席に入ると、3球目の直球を左中間スタンドにたたき込んだ。21日の日本ハム戦以来の第2号。チームが最下位に沈む中、「4番として、しっかり役割を果たしたい」と話していた韓国の大砲が、一発で試合を振り出しに戻した。
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