【ワシントン時事】米紙ボルティモア・サン(電子版)は31日、メリーランド州ボルティモアで男性のルームメートを殺害して逮捕・訴追されていた男子大学生(21)が取り調べに対し、被害者の脳の一部や心臓を食べたと供述したと伝えた。 報道によれば、この大学生はモーガン州立大学に通うアレキサンダー・キニュア容疑者。同居していた37歳の被害者は25日にジョギングに出た後、行方不明になっていた。
【カイロ時事】民衆運動「アラブの春」のエジプト政変時に反体制デモ隊の殺害を命じた罪などに問われたムバラク前大統領(84)らに対する判決が2日、言い渡される。検察側は死刑を求刑している。 デモ参加者ら約850人が死亡した政変では、一部の警官に禁錮刑が下ったが、前大統領ら旧政権幹部への判決は初めて。暫定統治する軍最高評議会は、旧政権関係者の訴追が遅いとの批判を受けており、今回の判決は、旧政権派のシャフィク元首相とイスラム原理主義組織ムスリム同胞団のモルシ候補の決選となった16、17両日の大統領選にも影響しそうだ。
【ロンドン時事】2月に即位60年を迎えた英国のエリザベス女王(86)を祝福する記念行事が3日から、3日間にわたりロンドンで行われる。目抜き通りには国旗ユニオン・ジャックが掲げられ、祝賀ムードが盛り上がっている。 英王室で在位期間が60年を超えたのは、19世紀の大英帝国に君臨したビクトリア女王の63年7カ月に次ぎ2人目。年齢では、エリザベス女王が81歳で死去したビクトリア女王を既に上回っている。 エリザベス女王の健康状態は良好で、週1回約1時間の首相との定期的な「懇談」も欠かさない。政府省庁から届く報告書や国民からの手紙にも目を通す。趣味の乗馬も続けており、愛馬にまたがる姿も時折伝えられている。 記念行事のハイライトは3日の「水上パレード」だ。女王や夫のフィリップ殿下(90)ら王室メンバーが特製の木造遊覧船に乗り込み、市内中心部を流れるテムズ川を約10キロにわたって下る。
【ブリュッセル時事】日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)締結に向けた準備作業で、EU全27加盟国のうちドイツ、フランス、イタリア、スペインの主要4カ国を含む9カ国が、日本とのEPA交渉開始に慎重な姿勢を示したことが31日、EU筋の話で分かった。 交渉担当のEU欧州委員会は近く、対日交渉入りを正式提案する。ただ、交渉開始には全加盟国の同意が不可欠で、3分の1に当たる9カ国もの説得には、激しいせめぎ合いが予想される。 同筋によると、9カ国はほかにチェコ、ルーマニア、スロベニアなど。31日のEU貿易相理事会で、慎重派の国から「交渉開始の用意は整っていない」「(交渉入りの前提の)日本の市場開放努力は不十分だ」などの意見が相次いだという。
【第1部】円高・ユーロ安や米国の株安を受けて輸出関連株を中心に幅広い業種が売られる展開となり、日経平均株価は前日比63円61銭安の8479円12銭、東証株価指数(TOPIX)も同6.81ポイント安の712.68と、ともに3日続落した。出来高は7億5925万株。 ▽業績期待も後退 日経平均は寄り付きから8500円を割り込んで軟調に推移した。スペインの銀行の経営難や流動的なギリシャ政局など欧州危機拡大の懸念から為替相場ではユーロが急落。東京市場でも1ユーロ=96円台まで円高が進んだ。輸出企業の想定レートを上回る円高水準に「各企業への業績期待感がやや後退している」(大手証券)とされ、相場の重荷となった。 また、5月31日の米国の経済指標が事前予想を下回るなど世界的に景気の先行き不透明感も増している。新規の買いが入らない状態で、前日のダウ工業株30種平均が小幅続落。東京市場もこの流れを引き継
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く