7月26日、工学を専攻する韓国の学生、Song Hojunさん(写真)は、重さ1キロの衛星「OpenSat」を約6年がかりで手作りした。12月に打ち上げられる予定。ソウルで10日撮影(2012年 ロイター/Kim Hong-Ji) [ソウル 26日 ロイター] 「携帯電話を作るほど難しくはなかった」───。こう語るSong Hojunさん(34)が今回日曜大工で作ったのは衛星だ。 重さ1キロの衛星「OpenSat」は、大学で工学を専攻するHojunさんが約6年がかりでソウルの電気店から部品を調達するなどして完成させた。製作にかかった費用は50万ウォン(約3万4000円)。Hojunさんいわく、設計や出資を個人で手掛けた衛星としては、OpenSatが初なのだという。 この衛星は12月にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定になっている。