先日、安倍総理大臣は、農業分野の「成長戦略」を打ち出しました。 具体的には、 ・農林水産物の輸出を2020年までに倍増させる ・農業・農村の所得を今後10年間で倍増させる(3兆円から6兆円に) です。 ―――「おぉ! すごい!」 非常に「前向き」な方針ですが、重要なのはその実現性ですね。本当に輸出を倍増させることができるのか? 本当に農業従事者の所得を倍増させられるのか? がポイントになります。 TPP反対派への配慮―――「というか、そもそも、なぜこのような方針を打ち出したの?」 その理由は、まず「TPP反対派への配慮」があります。 自民党政権は、TPPへの参加を進めています。しかし、TPPでは農業も自由化される予定で、農業分野から強い反発があります。現在、農作物には高い関税がかけられ、安い輸入農作物も国内では値段が高くなるよう設定されています。 たとえば日本がアメリカから農作物を輸入する
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