日本医師会の横倉義武会長は25日の記者会見で、政府が、国家戦略特区で外国医師による診療の範囲を拡充する特例の案を示している()ことについて、「賛成できるものではない」と述べた。横倉会長は、外国医師による安全な医療提供を担保する仕組みの必要性を訴えるとともに、経済の活性化を目的に地域を限定して医療本体の規制を緩和することに対して懸念を表明。特例の運用について、「厚生労働省は厳しく監視し、指導すべき」と慎重な姿勢を求めた。【丸山紀一朗】 政府は19日の特区諮問会議で、秋田県仙北市などの特区指定を決めた。同市が活用を想定している特区の特例は、研修目的で来日する外国医師を受け入れている臨床修練制度を拡充し、受け入れ可能な診療所の範囲を広げるもの。現在は病院との連携が確保された診療所に限られているが、政府は、特区では指導医を確保するなど一定の条件を満たせば、「単独の診療所」でも受け入れを認める方針
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