北京“ダークサイド”…バラバラ、嬰児など62変死体 五輪開幕直前、異例の公開捜査に 公安局では、北京のビジネス街で相次ぎ発見される変死体の身元確認のため、新聞公告で呼びかけている(クリックで拡大) 北京五輪まで1カ月となったが、北京市で起きている連続怪死事件に関連し、市公安当局は、身元不明の変死体が見つかった日時と場所を新聞公告に出すなど公開捜査に乗り出した。北京五輪のメーン会場を管轄する1つの分局が公表しただけで計62体にものぼる。当局がこの種の公表に踏み出すのは極めて異例なうえ、子供の変死体まで含まれており、事態の深刻さをうかがわせている。 公告が出されたのは、「法制晩報」という司法機関系列発行でありながら市民にも人気の夕刊紙。「北京市公安局朝陽分局公告」と題し、04年春以降、昨年末までの計62件の身元不明の変死体発見事案を列挙した。 06年以降の最近のものだけで35件。事件性が高くな