7月にテレビ放送の始まるアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台となる静岡県沼津市内浦地区が、ファンの注目を集めている。 内浦湾や水族館などでは、作品の登場地を訪ね歩く“聖地巡礼”をするファンが急増。地元は「新たな観光資源として、誘客と地域振興につなげたい」と期待する。 シリーズ2作目の「サンシャイン!!」は、内浦にある架空の女子校「浦の星女学院」に通う9人のアイドルグループの物語。9人は昨春以降、CDや雑誌、スマートフォン向けのアプリ、イベントなどに、内浦の海岸や街並みなどを背景に登場している。 これに伴って、聖地巡礼のファンが増加。昨年7月には、湾に面した地元管理の三の浦総合案内所に登場人物9人のパネルなどを置いた特設コーナーをファンが設置した。人形や無料配布の「舞台探訪マップ」はファンの手作りで、コーナーはファンが自主的に運営している状態という。 案内所が今年1月に始めた集計によ