タグ

ブックマーク / reki.hatenablog.com (16)

  • 他国の領土にある「民族の精神的故郷」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    外国にある「我々の土地」 特にユーラシア大陸の、時期によって主要民族が大きく移り変わった場所では、過去の主要居住地と現在の主要居住地が大きく異なっていることは珍しくありません。 日だと、例えば天孫降臨神話がある高天原、古都の奈良や京都といった地は、そこに例え馴染みがなくても、自分たちのルーツがある土地として、精神的な故郷と感じることができます。 幸運なことに日人の精神的故郷は国内にありますが、そうでない国もいくつもあります。仮に京都や奈良が中国大陸や朝鮮半島にあると考えたら、その感情を少しは理解できるかもしれません。 過去の民族の神話や歴史が整理し近代国家を形成する過程で、場合によってはそれを取り戻そうとする動きも高まり、戦争にまで発展したケースもあります。 1. フィンランド人の故地カレリア フィンランド人の心の故郷 カレリアは現在はロシアのレニングラード州とカレリア共和国、フィンラ

    他国の領土にある「民族の精神的故郷」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2022/10/26
  • 馬から落ちて死んだ世界史の国王15人 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    多くの人の命を奪った落馬事故 現代の交通事故に類する事故が、昔では落馬事故にあたったのかもしれません。 不注意や追突、飲酒運転などもあったでしょうし、今の自動車にはない「馬の機嫌」というものもあったので、自動車よりもよっぽど危険です。 落馬で死んでる人は歴史上数限りなくいますが、今回は国王を15人リストアップします。事前に申し上げますが、この15人だけというわけではなく、もっともっとたくさんいます。独断と偏見で15人に絞らせていただいています。 1. ルイ3世(865-882) 女の子を追いかけて落馬 ルイ3世はカロリング家出身の西フランク王国の王で、弟のカルロマン2世と共同統治を行いました。彼の治世は879年から882年とわずか3年しかないのですが、881年8月に北のヴァイキングを倒すなど、軍事的な成功があります。 ルイ3世は882年、17歳のときに、領地のサン=ドニで馬に乗って少女を追

    馬から落ちて死んだ世界史の国王15人 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2022/08/04
  • 理不尽な理由で始まった戦争・完全版 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    よく分からない理由で吹っかけられる戦争がある 戦争を始めるには、指導者にどんな下心があるにせよ、一応皆を納得させられる大義名分が必要です。 ただ歴史を眺めてみると、どう考えても理不尽極まりない理由で始まった戦争も少なくありません。戦争は合理的に始まり合理的に終わると考えるのは、合理主義者が陥りがちな罠ですが、どう考えても理性的じゃない理由で戦争をふっかけられる場合もあるものです。 1. 野良犬戦争(1925年) 兵士が野良犬を追いかけ回し開戦 第二次バルカン戦争と第一次世界大戦で敵同士だったギリシャとブルガリアは、国境線を巡っていさかいが続いていました。互いに罵り合い、煽り合い、不信感が高まり、どんな些細なきっかけでもエスカレーションが起こる危険性が高まっていました。 この戦争は両軍が睨み合うペトリッチと呼ばれる国境地帯で起こりました。 1925年10月22日、あるギリシャ兵が野良犬を追い

    理不尽な理由で始まった戦争・完全版 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2022/05/28
  • トイレの中で死んだ歴史上の偉人たち - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    安心できる場所であり危険な場所でもあるトイレ 越後の龍こと上杉謙信が春日山城の厠で倒れ、そのまま息を引き取ったことは有名な話です。トイレは部屋よりも温度が低く気温差によって発作を起こしやすいし、1人になるので発見も遅れるためか、現代でもトイレで死亡する人は多いです。まして温便座などない昔のこと。火鉢で火を起こすくらいはやったかもしれませんが、死亡者は多かったはずです。 加えて、トイレでは1人になる上にあまり身軽に動けない場所なので、暗殺するには絶好のタイミングだったはずです。 今回は「そうだったという説もある」というのも含めて、トイレで死んだとされる偉人たちを紹介します。 1. 晋の景公 新麦をべる前に死ぬという巫女の予言 晋は紀元前7世紀ごろの春秋時代に中原の覇者となった国ですが、紀元前6世紀の景公の時代に衰え、覇者の座を南の楚に奪われていました。 景公の死のエピソードには「新麦の予言

    トイレの中で死んだ歴史上の偉人たち - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2019/09/18
  • 画家が自殺する直前に描いた絵画10枚 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    我々は芸術家の心の機微を読み取れるか? 芸術家という人種は、ぼくら一般人とは全く違う世界に住んでいるんじゃないかと思っています。 俗世と霊的世界のちょうど中間くらいに住んでいて、一般人には見えないものが見えて、その伝えづらい世界を音とか絵とか体とかで表現するのが芸術家という人種だと理解しています。(霊媒師とかそんなニュアンスではないです) 芸術家が自殺をする動機も、カネに困ってたとか恋愛のもつれとかありますけど、一般人からすると理解に苦しむ部分が多々あるように思います。有名な画家が死の直前に描いた作品には、おそらくその心の機微が何らか表現されているのではないでしょうか? 1. クリストファー・ウッド「シマウマとパラシュート」 飛び降り自殺をする直前に描いた生気のない絵 クリストファー・ウッドは20世紀前半のイギリスの画家。 個展がことごとく失敗に終わり、プレッシャーに押しつぶされそうになり

    画家が自殺する直前に描いた絵画10枚 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2019/08/12
  • 18〜19世紀のヨーロッパ高級娼婦のゴシップ伝説(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    贅沢な暮らしと絶対的な権力を得た女たち フランス語では「クルチザン(Courtesan)」と言うのですが、昔の宮廷や貴族の社会には上流階級の男性の「お遊び」の相手をする女性がいました。お酒や事の相手をしたり、会話やデートをしたり、夜の相手をしたりします。日語では「高級娼婦」などと呼びます。 必ずしも出自が高い人物とは限らず貧しい生まれの女性もいて、豪華で贅沢な生活や権力の座を夢見て美貌と才覚でのし上がり、王族や貴族の愛人の座を射止めるケースもありました。 また当時の高級娼婦は一流の文化人・芸能人でもありました。今でいうところの、歌手・ダンサー・モデル・女優・アイドル・文筆家・インフルエンサーのような存在であったわけです。現在でも単に美人なだけでは芸能界で生き残れませんが、当時はもっと熾烈な女同士の戦いがありました。 18世紀~19世紀の代表的な高級娼婦の逸話を紹介していきます。今回は1

    18〜19世紀のヨーロッパ高級娼婦のゴシップ伝説(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • この世のどこかにあると考えられたユートピア伝説 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    冒険者たちが夢見たどこかにある理想郷 かつて、この世のどこかには「金銀宝石がザクザクあるお宝の町」や「辺境にあるキリスト者や仏教徒の理想郷」があると信じられていました。 冒険野郎たちはそのような夢のようなお話を信じて船に乗って世界中に繰り出し、大航海時代へ繋がっていきました。 こういった冒険野郎たちのおかげで世界は繋がって今や意志さえあればどこでも行けるようになったのですが、こういう夢のような土地がないことを彼ら自身が証明してしまったのは皮肉なことです。 今回はかつて存在が信じられていた伝説の都市をピックアップします。 1. エル・ドラド(南米のどこか) 南米のどこかにあるとされた黄金郷 16世紀、南米大陸にたどり着いたスペインのコンキスタドール(征服者)たちは、あるインディオの部族が「黄金や宝石を身につけ、黄金の粉をかぶって聖なる湖に浸かる儀式」を行うという噂を耳にします。 スペイン人た

    この世のどこかにあると考えられたユートピア伝説 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2019/04/02
  • 聖母マリアはイエスの死後どこで何をしていたのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    聖母マリアの「老後の人生」とは 聖母マリアはキリスト教の宗教絵画に頻繁に描かれます。 天使から神の子を授かったとお告げを受ける「受胎告知」、イエスが馬小屋で生まれた「キリストの降誕」、幼いイエスを抱いた「聖母子像」、磔刑で死んだイエスを抱いて嘆き悲しむ「ピエタ」あたりがメジャーどころ。そのほか、妊婦の時や事のシーンなどさまざまなシーンが描かれています。 聖書の主要キャラクターの一人の印象すらありますが、実際のところマリアはあまり聖書には登場しません。大部分が聖書の記述を元に想像で描いたシーンです。中には「マリアの死」というモチーフの絵画もあります。ベッドに横たわりイエスの弟子たちに囲まれる姿が描かれるのが常ですが、これも想像。聖書にマリアの死は描かれていません。描かれていないのでマリアはイエスが死んだ後どういう人生を送ったか不明ですが、2つの説が存在します。 1. 聖書に記述のあるイエス

    聖母マリアはイエスの死後どこで何をしていたのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2019/03/15
  • アメリカの悪名高い「外国人・有色人種排除法」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    法律で特定の民族を差別したアメリカの黒歴史 LGBTの権利拡大や、2018年度に世界中でブームとなった#me too運動をはじめ、アメリカは世界の人権問題への取り組みの先端的な国であります。 一方そのような理想とは裏腹に、様々な階層の様々な考えの持ち主がいることで、女性差別や人種差別、職業差別など日常レベルの差別はめっちゃある。 昔からずっと様々な矛盾を抱えながらも、少しずつそういった差別をなくしてきた国です。そうしないと国としてやっていけなかったということもあると思います。 しかしそんな国でも、かつては国家ぐるみで特定の人種を差別し排除する法律を作ってきた歴史があります。 1. 外国人・治安諸法(1798年) 政権に都合が悪い外国人を排除する法律 外国人・治安諸法は1798年に大きな政府を掲げる連邦党出身の第2代大統領ジョン・アダムズが制定した法律で、革命フランス政府との戦争の可能性を前

    アメリカの悪名高い「外国人・有色人種排除法」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2019/02/19
  • 無能な指揮官列伝 - 無能さが起こした悲劇的な戦い(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    無能な指揮官が率いる絶望的な戦い 日史の「無能な指揮官」 と言えば真っ先に名前が上がるのは牟田口廉也ではないでしょうか。インド攻略を目指した無謀なインパール作戦を主導し多くの将兵を死なせた人物として悪名高いです。 各国史にはそれぞれ「無能な指揮官」とされる人物がいて、何をもって「無能」とするかによっても異なるので万人が納得するのは不可能なのですが、 「注意深さ、プロ意識、軍事知識の決定的な欠如によって歴史的な大惨事・大敗北をもたらした」 という観点で、前後編で「世界史の無能な指揮官」をピックアップしてみます。 「この人がいない!やり直し!」事案が多数発生しそうな気がしますが、あらかじめご了承ください。 ※2019/2/19 22:30 「7. カルロ・ペルサーノ」の項目の情報に大きな誤りがありましたので、修正しました。 1. 大カエピオ ?-?(共和制ローマ) ハンニバル以来のローマの大

    無能な指揮官列伝 - 無能さが起こした悲劇的な戦い(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2019/02/19
  • 有名な画家が描いた怖すぎる絵20枚【閲覧注意】 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    作者の精神状態が心配になるほど「怖すぎる絵」の画像と解説 子どもの頃、 祖母の家にあった仮面や絵が怖くて、それが置いてある部屋は近づきたくもなかったものです。 芸術は能的に訴えかけるものがあります。人間は成長するにつれて様々な知識を身につけていき社会に定着していくのですが、そのような知識を一切合切取り払った後に残るものは、喜びや恐怖といった極めて能的なものです。 小手先では動かない原始的な感情を突き動かすのが芸術のパワーなんですが、 今回は子どもでなくても「心がモヤモヤと動く」に違いない、パンチが効きすぎた怖い絵を紹介したいと思います。 結構グロい絵も出てくるので、そういうのが無理な方は閲覧をお止めください。 1. ウィリアム・ブレイク「巨大な赤い龍と太陽の衣をまとった女」 18世紀イギリスに生きたウィリアム・ブレイクは現在では詩人・画家として有名ですが当時はまったくの無名。独自のレリ

    有名な画家が描いた怖すぎる絵20枚【閲覧注意】 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2018/08/04
  • 【ミステリー】世界に散在する謎だらけの古代文明 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    教科書に最初に登場する文明以前にあった文明 世界史の教科書の一番初めは、アウストラロピテクスとかクロマニヨン人とかですが、その次は黄河文明、メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、クレタ文明、アッシリア、ヒッタイト等々、古代世界のメジャーどころが名を連ねます。 ですが、このような古代文明もある時突然起こったわけではなく、彼らの前任者が何千年と文化技術・言語・宗教・芸術を発展させた上で花開いたものであります。 ということで、今回はメジャーな文明が登場する前に存在した、謎多き古代文明をご紹介します。 1. ハッティ文明(アナトリア半島) ヒッタイト帝国の礎となったアナトリア初期の古代文明 紀元前2600年〜紀元前1800年ごろまで、アナトリア半島にはハッティ文明が栄えていました。この地域の最も初期の頃に出来た都市文明であると考えられており、彼らの存在はメソポタミアのアッカド文明のタブレ

    【ミステリー】世界に散在する謎だらけの古代文明 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2017/11/09
  • 「福祉国家スウェーデン」はどのように成立したか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    「理想的福祉国家」スウェーデン ちょっと前まではスウェーデンやデンマークなど北欧の国々の手厚い福祉政策が「理想的」と喧伝されていました。 今でも教育や人権、福祉、労働条件の問題を語る時に、北欧の国々の取り組みは引き合いに出されることは多いです。何というか北欧諸国は理想郷とお思いの方も多いに違いありません。 確かに北欧諸国の取り組みは先進的で、我々が学ぶべきことも数多くあるのですが、一朝一夕に実現するものではなく、長い歴史的努力を経てこのような社会システムが出来上がっているのです。 今回はスウェーデンの福祉国家成立の経緯を見ていきたいと思います。 1. スウェーデン・モデルとは スウェーデンの福祉国家のコンセプトは「高い経済成長」を維持し「雇用を確保」しながら「福祉を充実」させることにあります。 資主義とも社会主義とも異なり、この両方の良い部分を統合したような仕組みで、市場の競争原理で国際

    「福祉国家スウェーデン」はどのように成立したか - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2017/11/09
  • 「楽園タヒチ」に欧米文明が流れ込んだ結果 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    素朴な「楽園」が「文明」の波を受けて変化していく様子 タヒチと聞くと、パッと「南国の楽園」のようなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか? コバルトブルーの海、水平線の彼方まで広がる空に浮かぶ雲、椰子の木の影、カラフルな花々、愉快で素朴な人々…。 かつてゴーギャンが愛した「高貴な未開の地」でバカンスを過ごそうと、各国から人が押し寄せています。先進国からのツーリストは快適さや豪華さ、サービスすら母国そのままを求めますから、要求が高いというか、虫がいいというか。 さてそんなタヒチはヨーロッパ人が到達するまで、複数の首長に統治された部族的な社会でした。武器が持ち込まれるようになると、ヨーロッパ人の力を背景にしたタヒチ人による中央集権体制が出来上がっていきますが、やがて野心的なフランスに取り込まれていきます。 1. ヨーロッパ人が到達するまでのタヒチ 1-1. タヒチの身分制度 古代のタヒチは

    「楽園タヒチ」に欧米文明が流れ込んだ結果 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2017/06/10
  • 【コブラ効果】全くの逆効果になった5つの法律 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    全くの逆効果になってしまった法律 逆効果というのは世の中に溢れています。 ダイエット品をべすぎて太ってしまった。 健康のためにサウナに行ったら貧血で倒れてしまった。 コストを下げるためにレイオフをしたら会社の業績が下がってしまった。 そしてこのような逆効果を国単位でやらかしてしまった事例もたくさんあります。 1. コブラの数が増えてしまった「コブラ駆除法」 コブラの死骸に報酬を出した結果 大英帝国支配下のインド・デリー。 大のヘビ嫌いのイギリス人知事は「コブラを駆除し届けて出た者には報酬を出す」というお触れを出しました。 当初は人々はせっせと野山に出かけてコブラを狩って報酬を得ていたのですが、次第により大規模により効率的に報酬を得ようとするものが現れ始めます。 なんと、デリーの町中のあちこちに「コブラ農場」がオープン。 農場ではコブラを交配して飼育し、ある一定まで成長したら殺害。そして

    【コブラ効果】全くの逆効果になった5つの法律 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nike3
    nike3 2017/03/30
  • 中世・キリスト教の聖人たちの凄いエピソード - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    マンガのような中世の聖人たちの活躍物語 皆様ご存知の通り、聖書はモーセやイエス・キリストなどのミラクル・エピソードが目白押しですが、中世ヨーロッパにも負けず劣らず凄い聖人たちの話があります。 それをそのまま歴史として見ることは難しいですが、当時の人の神への畏怖と、偉い神父様を称える気持ちがお話になっている感じがします。 1. アンティオキアのマルガリータ 絶対死なない不死身の修道女 アンティオキアのマルガリータは現在のトルコ・アンタクヤに5世紀頃に住んでいたとされる修道女で、いかにも伝説的なお話が多いので当に実在したかどうかよく分からない人物です。 彼女が有名なのは、「絶対に死なない」不死身の逸話によるもの。 彼女は若い頃から熱心なキリスト教徒でしたが周囲から疎まれ、ある官吏から棄教する代わりに結婚を申し込まれますがこれを断ってしまいます。怒った男はマルガリータに拷問をして地下牢にぶちこ

    中世・キリスト教の聖人たちの凄いエピソード - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 1