パリ五輪の柔道女子52キロ級2回戦での敗退が決まり、泣き崩れた阿部詩選手。コーチに支えられながら、やっとの思いで退場した(写真:Michael Reaves/Getty Images) 連日、日本人選手の活躍で盛り上がるパリ五輪で、選手や審判などに対する誹謗中傷が深刻な問題になっています。 【写真】誹謗中傷を受けたオリンピック選手たちが「Xにつづった“思い”」 最も反響を集めているのが、7月28日の柔道女子52キロ級で2回戦敗退した阿部詩選手に対する厳しい声。敗戦後、人目をはばからず号泣したことに「恥ずかしい」「見苦しい」などと批判の声があがったほか、「3年間何をしていた」「タレント気取り」などの心ない声も散見されました。 同じ柔道では、同27日の男子60キロ級準々決勝で不可解な敗戦を喫した永山竜樹選手の対戦相手・フランシスコ・ガリゴス(スペイン)選手に誹謗中傷が続出。 故意かどうかはわか