フィギュア世界選手権で演技するディアナ・ステラートデュデクとマキシム・デシャンのペア/David Kirouac/Icon Sportswire/AP (CNN) 度重なるけがに苦しみ、フィギュアスケートという競技の過酷さに燃え尽きたディアナ・ステラートデュデクは、2001年に引退した。現在活躍するエリート選手の多くは、まだ生まれてさえいなかった。 40歳になったそのステラートデュデクが、不可能を可能にした。カナダのマキシム・デシャンと組んだフィギュア世界選手権ペアで、自分の年齢の半分にも満たない選手たちを制し、史上最高齢で優勝を果たした。 フィギュアスケートのペアは、女性がパートナーの頭上に片手で持ち上げられ、宙高く放り投げられる。しかも何度もスピンしながら。 ステラートデュデクは、自身の歴史的勝利について、スケートに限らず目標を追い求めて達成するには遅すぎると思っている人たちを勇気づけ
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