富士通の時田社長「日本語の生成AI開発は重要」 改良を続けることに「ゴールはない」:新春トップインタビュー ~ゲームチェンジャーを追う~ 2024年の幕が開けた――。 世界を見渡すと、3年間ほど経済を混乱させた新型コロナウイルスが終息した一方、ロシア・ウクライナ戦争、パレスチナ・イスラエル戦争では混迷を極めている。ビジネス環境は依然として不安定だ。 そんな経営環境の中、富士通は22年度(2022年4月~2023年3月)の決算で、売上高が前年比5.5%増の3兆7137億円を記録。営業利益でも同53.1%増の3356億円と過去最高益を達成した。 同社は19年6月、社長に時田隆仁氏(正式表記:「隆」は生きるの上に一)が就任後、「パーパス」を軸として社員が大切にすべき価値観や行動規範を「Fujitsu Way」として掲げている。一般消費者にとって同社は、パソコンなどハードのイメージが強かったかもし
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