(CNN) 米国の銃ロビー団体「全米ライフル協会(NRA)」を率いるウェイン・ラピエール氏が5日、民事裁判の開始を数日後に控える中で辞任を表明した。ラピエール氏は銃所持の権利を認めた憲法修正第2条の熱烈な支持者として知られ、銃の所有者やメーカーを擁護してきた。 NRAの声明によると、ラピエール氏は1月31日付で副会長と最高経営責任者(CEO)を退く。 NRAの役員で運営全般を取り仕切るアンドリュー・アルラナンダム氏が暫定CEO兼副会長に就任するという。 ラピエール氏はNRAの声明で「我々が達成した全てのことへの誇りを胸に、私は辞任を表明する」と説明。「私は成人してからほぼずっと、この組織の正式会員であり続けてきた。今後もNRAの支持と憲法修正第2条を守る闘いを決してやめない」などと述べた。 NRAによると、ラピエール氏は健康上の理由を挙げた。NRAのチャールズ・コットン会長がラピエール氏の
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