(CNN) ウクライナ軍参謀本部は21日、南部ザポリージャ州と東部ドネツク州の一部がロシア軍の攻撃を受けていると発表した。 発表によると、ロシア軍はドネツク州アウディーイウカに攻撃を仕掛けたが失敗に終わった。同州バフムートとザポリージャ方面でも航空機を増強しながら攻撃を試みている。 北東部スーミ州とハルキウ州でも、ロシア側から越境砲撃があった。 南部ヘルソン州では、ロシア側の行政当局が住民への管理態勢を強めている。電力節減策という名目の下、電力供給を止めると脅して住所を登録させ、データベースの作成を進めているという。 CNNはヘルソン州の状況を独自に確認していない。 一方、ロシア国防省は同日、ザポリージャ州でオリヒウ近郊の村数カ所を制圧したと発表した。ウクライナ側はこれに対するコメントを出していないが、同州で25以上の村落周辺に砲撃があったことを認めた。 ロシア軍が包囲を目指すバフムートや