レコチョクが、生成AIの積極的な活用を進めている。音楽業界は生成AIでどのように変わる可能性があるのか。執行役員に聞いた。 音楽配信サービスや音楽業界向けソリューションを手掛けるレコチョクが、生成AIの積極的な活用を進めている。音楽市場への新たな価値提供の実現が狙いだ。 6月30日には「with AI プロジェクト」を発足。「社内におけるプログラミング開発による業務生産性の向上」と「自社で展開している音楽業界向けソリューションビジネスにおける生成AI活用」の2つの目的を掲げたものだ。8月より、日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」を採用。社内でChatGPTが利用できる環境として「RecoChat with AI」を構築し、運用を開始した。 レコチョクは「音楽業界のIT部門」を自称して、国内ではいち早い音楽配信事業や、デジタルによるアーティスト支援を展開してきた。