アップルが新しいプロセッサの開発のために、イスラエルのエルサレムに3カ所目の開発拠点を開設した。 近年、インテルに依存してきたアップル社は、自社製のチップへと方向転換を図っている。アップルのイスラエルトップであるローニー・フリードマン氏は、実はインテル出身だ。彼は、6月に行われたイベント「Geektime Code 2022」で、イスラエルを選ぶ理由を次のように言い切っている。「革新と創造性を持つ、非常に優れたエンジニアが集中している場所がイスラエルである」 アップルは過去2回、イスラエルで“成功”している。(1)テルアビブ近くのハイテク企業が多く集まるヘルズリヤ、(2)マイクロソフト、インテル、グーグルなどが集積し「シリコン・ワディ」と呼ばれているハイファ──それぞれに既に拠点を開設している。 これまでにApple Watchの通信コンポーネントや、iPhone/iPadのFace ID
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