2021年11月に和歌山で創業したENRO(エンロ)は、同年12月にアウトドア用ピザ窯「窯焼名人」の販売をスタート、約7カ月で販売台数が3000台を突破した。 その特徴は、アウトドアシーンで本格的なピザを焼けること。20分ほどで窯内の温度が400度以上に達し、高温で60~90秒の短時間で焼くことから、外側はカリカリ、内側はふっくらとしたピザに仕上がるという。 3万4980円(発売当時の価格、8月1日から3万6980円に値上げしている)と高価格帯、かつ実績がない新ブランドの製品が、なぜ自社サイトのみで3000台も売れているのか。エンロのマーケティングマネージャー、伊藤佳也氏に販売戦略と反響を聞くとともに、「窯焼名人」でピザを焼いた筆者の体験談もお届けする。 関連記事 ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、
![7カ月で3000台! 無名ブランドの「ピザ窯」が、なぜ売れているのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/683ca1e5be8049a3183ce686b23d8e33103ee0d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F2209%2F08%2Fcover_news009.jpg)