就職活動の一環で訪ねてきた大学3年の女子学生に酒を飲ませて乱暴したとして、警視庁中央署は26日、準強制性交と窃盗などの疑いで、東京都北区滝野川、住友商事の元社員、三好琢也(たくや)容疑者(24)を逮捕した。事件後の今月6日付で同社を懲戒解雇になった。 中央署によると、女子学生を居酒屋に誘い、一気飲みさせるなどして泥酔させた。その後、同席した同僚と女子学生が宿泊していたホテルに送り届けた際、カードキーを盗み、一人で再訪していた。三好容疑者と女子学生は知人の紹介で知り合ったとみられる。 住友商事によると、三好容疑者は入社1年目で営業部門に所属していた。「事態を重く受け止め、二度と起こらないよう徹底する」とのコメントを出した。 逮捕容疑は3月2日、中央区のホテルで、泥酔状態の女子学生を暴行したとしている。