ジャワ島中部のジャムウ販売店 ジャムウ、ジャムー(インドネシア語: Jamu、ジャワ語: ꦗꦩꦸ)は、インドネシアの伝統的な健康飲料[1]あるいは医薬品。主に根茎、木の皮、花、種子、葉、果実といった自然素材から作られる植物性の内服薬であり[2]、蜂蜜、ローヤルゼリー、乳、食用卵といった動物から得られる材料もしばしば使われる。味は多様であり、甘酸っぱいジャムウもあれば、苦いジャムウもある[1]。 ジャムウは「健康への祈り」を意味するジャワ語に由来し[1]、インドネシアのうちジャワ島で最も普及している。そこでは中年かより若いジャワ島人の女性が、伝統的なバティック地のケバヤを着て、ジャムウの瓶を詰めた竹かごを背負い、村や町の路地を歩き回ってはその伝統薬を勧めてくるのである。多くの大都市では、ジャムウは行商人が路上で売っている。ジャムウ専門のカフェもジャカルタにある[1]。 ジャムウは、Air M