アメリカでIIHS(米国高速道路安全保険協会)が実施する自動車アセスメントにおいて、2012年よりスモール・オフセット前面衝突テストが導入された。クルマの前面のうち4分の1だけを40mph(64km/h)でバリアに衝突させるものだ。 スモール・オフセットでは、クルマにかかる衝撃をわずかなスペースで吸収し、いなさなければならないため、メーカーにとっては相当に難しい衝突安全テストだ。導入当初となる2012年のテストでは、世界中のメーカーが苦戦した。コンパクトカーであれば「Poor(不可)」が大半を占め、ミドルクラスやラージクラスでも「Marginal(可)」がようやくで、「Acceptable(良)」や「Good(優)」は、ごくごく限られた数しか獲得できなかった。しかし、2013年のテストでは数多くの車種が「Good」を獲得。課題が与えられたときの自動車メーカーの対応力の高さを証明する格好とな
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