シグマが2014年のCP+で展示して話題になった「SIGMA dp2 Quattro」。センサーが新しくなった、といわれてもレンズ一体型なのでセンサーを直接見ることはできず、製品が完成してない現在、ぱっと見で何がすごいのか分からないのが難点だったが(その辺は、前編で詳しく聞いてきました)、カメラの外観は誰が見ても分かる。dp2 Quattroの形状はヘンである。というかユニークである。 使いやすいのか使いにくいのか、見ただけじゃまったく分からないのがミソで、とりあえず触ってみたいという人がCP+のシグマブースで行列を作ったほどだ。わたしもCP+会場で触ってみたけど、なるほどすごく面白い。右手のグリップの位置さえ決まれば、持った感じはいい。 とりあえず普通じゃないのは確かだ。 その前にdpシリーズの基本を確認。dpはFoveonセンサーを搭載した単焦点コンパクトカメラのシリーズ。はじめに28