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労働と歴史に関するnizimetaのブックマーク (28)

  • 山岸章 - Wikipedia

    山岸 章(やまぎし あきら、1929年(昭和4年)7月18日 - 2016年(平成28年)4月10日)は、日の労働運動家。従三位。勲一等瑞宝章受章。 日労働組合総連合会初代会長、国際郵便電信電話労働組合連盟(PTTI)会長、情報通信産業労働組合連合会委員長、全国電気通信労働組合(全電通)委員長を歴任した。 生い立ち[編集] 大阪市出身。行商人の子として生まれる。父親は仕事が長続きせず職を転々としていたため、幼少期は貧しい生活を送った。旧制豊岡中学の生徒だった1944年、海軍甲種予科練習生に志願し、海軍航空隊に配属された。1945年の敗戦後、父が疎開していた富山県に引き揚げ、父の実家で農作業を手伝ったり、浮遊機雷の除去に従事したりした。 1946年、金沢逓信講習所業務科に入学し、1948年に卒業すると、富山県の郵便局に勤務した。 労働運動に入る[編集] 1949年から労働運動に参加するよ

  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 野党共闘と労働組合

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 1959年の合化労連の大会で、ときの総評議長で合化労連委員長であった太田薫、事務局長の岩井章はいわゆる下呂談話を発表した。労働戦線では全労会議・総同盟との対決姿勢を打ち出した一方、共産党との共闘を視野に入れていた。労働組合では、1940年代末頃、共産党部による内部干渉に反発し、民同が出来、その内部抗争がずっと長く続いていた。そのため、古くからの労働運動家の人たちは、今でも共産党に対してのアレルギー反応を持っている。 太田薫は66年に総評議長を辞めるが、その後も活動を続ける。太田は70年代前半に労戦統一運動に入っていった時から、自らを労働組合主義と規定し始めるが、政治的には共産党だけでなく、公明党・民社党も含めた自民党に対抗しうる革新政権の

  • スペイン人民戦線 - Wikipedia

    人民戦線(じんみんせんせん、スペイン語:Frente Popular)は、1936年から1939年までスペインにて存続した社会主義連合政権。首班はマヌエル・アサーニャ。 経緯[編集] 1931年4月の「1931年4月12日自治体選挙(スペイン語版)」により共和派が勝利、ブルボン朝のアルフォンソ13世が退位すると、共和派、農民・労働者・知識人は当時のソ連の繁栄の影響を受け社会主義政権発足を目指し始めた。 当時スペイン国内に散在していた共産党をはじめとする社会主義政党をまとめ上げ、1936年2月16日の総選挙(スペイン語版)で右派を抑えて勝利[1]、左翼共和党のマヌエル・アサーニャを首班とする挙国一致内閣を成立させた。これは、フランスのレオン・ブルム政権とともに、ソ連がコミンテルンを通じて各国の共産党に社会主義勢力や自由主義勢力との連合政権樹立を指示した人民戦線戦術の成功例であった。 これに反

    スペイン人民戦線 - Wikipedia
  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 ゴードン先生の『日本労使関係史』書評準備 第1弾

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 すみません。このブログ、元々は誰かに理解してもらうことを前提に書いてません。今回のエントリは完全に僕の頭の中を整理するためだけに書いていますので、あしからず。 ゴードン先生の『日労使関係史』の書評を書こうと思って、また、昨年の菅山さんのときと同じように、何から書けばいいのか、途方に暮れている。というか、このは翻訳される前から、既に三つも書評が出ていて、そのうち池田信先生が書いたものはwebで読める。だから、内容の詳しい紹介はいらないかなと思う。 原題を直訳するとこのは『日における労使関係の展開:重工業1853-1955』となって、ほぼ近代100年をカバーすることになる。このタイトルはこの分野の人はみんな知っている兵藤釗『日における

  • 労働の戦後史〈下〉

    出版社内容情報 占領初期に労働組合が簇生し,高度成長期に労使関係の枠組みが形成され,総評運動の昂揚と転回を迎え,オイル・ショック以後それが大きく再編され,八九年の総評解散・連合の発足をみる.この大きな見取り図をもとに,労働組合・労働運動・労使関係の変遷を捉える. 目次 7 春闘の変貌(日経連の春闘戦略とその思想;JC春闘と「経済整合性」論 ほか) 8 能力主義管理の再編成(「減量合理化」と雇用調整;労使協議の拡延と「全員参画経営」 ほか) 9 労戦統一運動の進展と連合の発足(政策推進労組会議の発足;制度政策闘争と総評型運動 ほか) 結びに代えて 「日的経営」のゆくえと労働組合(「日的経営」の見直しへ;日的生産システムの再編 ほか)

    労働の戦後史〈下〉
  • 労働の戦後史〈上〉

    出版社内容情報 占領初期に労働組合が簇生し,高度成長期に労使関係の枠組みが形成され,総評運動の昂揚と転回を迎え,オイル・ショック以後それが大きく再編され,八九年の総評解散・連合の発足をみる.この大きな見取り図をもとに,労働組合・労働運動・労使関係の変遷を捉える. 目次 プロローグ 労使関係における日の伝統 1 「占領革命」と労働組合 2 労使関係法規の改正と経営権の回復 3 総評の旋回と労使対抗の激化 4 高度成長と春闘の展開 5 戦後型年功的労使関係の形成 6 総評運動とJC・同盟型運動への分化

    労働の戦後史〈上〉
    nizimeta
    nizimeta 2015/11/17
    “占領初期に労働組合が簇生し,高度成長期に労使関係の枠組みが形成され,総評運動の昂揚と転回を迎え,オイル・ショック以後それが大きく再編され,八九年の総評解散・連合の発足をみる”
  • 明治日本の産業発展にまつわる「残酷」をひも解く

    の産業資発展の基礎として、明治34~35年(1901~02年)に極限に達した紡績資は当時、露骨な女工争奪戦を展開していた。『『日残酷物語』を読む』(畑中章宏著、平凡社新書)によれば、女工と坑夫の苦しみは"近代産業における「残酷」の典型"だった。 当時の女工の労働時間は、それ以前の1日12時間から、1日18時間にまで達していたのだという。昼の勤務だった者がそのまま徹夜作業に就かされ、36時間も続けて勤務させられたこともあったそうだ。 しかも、製糸・紡績工場が、書の言うところの「資制工場制度の搾取機構」としてつくった寄宿舎の募集広告は、いかにも胡散臭い。 募集人 ......そうれごらん、これが会社の庭園、おにわです。これが運動場、これが堂、つまりこの家でいうとそこのご飯たべる鍋座ですなあ。それからこれが娯楽場、これが浴場、これが休憩所。――それからこれが工場のおもだったところ

    明治日本の産業発展にまつわる「残酷」をひも解く
    nizimeta
    nizimeta 2015/07/07
    “大阪でコレラが流行したときには、ある工場が患者を隠匿し、病原菌が寄宿舎に蔓延したこともあった…助からないと判断された女工には、買収した医師が毒薬を飲み薬に混ぜて与えた”
  • 「囲い込み運動」と「本源的蓄積」 -マルクス『資本論』から資本主義の本質を考える。part 5 - 草食系院生ブログ

    前回の記事では、資主義の発動条件として「生産者と生産手段との歴史的分離過程」、すなわち「資源的蓄積」が必要とされたことを書きました。この歴史的分離過程は、典型的には16世紀からイギリスで行われた「囲い込み運動」のうちに確認することができます。少々詳しく歴史的な背景も含めて、これを説明してみましょう。 前回の記事でも書いたように、歴史上の区分で「近世」に位置づけられる16世紀は、ヨーロッパの各都市で商工業が発展を遂げ、資主義や主権国家という現代に至るまで続く政治・経済体制が形作られ始めた時代です。その背景には、コロンブスのアメリカ大陸発見に端を発する大航海時代の展開、14世紀から15世紀にかけての北イタリア諸都市における商業発展およびルネサンスの展開、などの歴史があるのですが、ここでは割愛します。(興味ある方は世界史の教科書などを読み返してみてください。) 16世紀には、ヨーロッパ

    「囲い込み運動」と「本源的蓄積」 -マルクス『資本論』から資本主義の本質を考える。part 5 - 草食系院生ブログ
  • 「働かない―『怠けもの』と呼ばれた人たち」トム・ルッツ 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    一八世紀に姿を現してから、現代社会の規範として内面化されていく勤勉な労働倫理と、その裏表として登場してくる怠惰なスラッカー(怠け者)主義の歴史を、各時代を代表するスラッカーたちの思想を紹介していくことで米国オルタナティブ労働倫理史を浮き彫りにする意欲的な一冊。最近読んだの中でも抜群に面白かった。 1)スラッカー主義の歴史米国の高い勤労意欲を支える労働倫理はマックス・ヴェーバーが「プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神」において「時は金なり」でお馴染みベンジャミン・フランクリンを例に出すことに始まる分析を通じて天職という概念を導き出しているが、ルッツは『天職という概念の新しさは、人間の生涯の仕事を「個人の道徳的活動がとりうる最高次の形態」に変えたところにある』(P44)といい、続けてヴェーバーの説を引きつつ人間が『根から疎外される運命にある』(P45)という観念もまた導き出されること

    「働かない―『怠けもの』と呼ばれた人たち」トム・ルッツ 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 全国労働組合連絡協議会 (1989-) - Wikipedia

    全国労働組合連絡協議会(ぜんこくろうどうくみあいれんらくきょうぎかい、略称:全労協(ぜんろうきょう)、英語: National Trade Union Council、略称:NTUC)は、日のナショナルセンターである。 なお、連合や全労連と異なり、全労協は加盟組合の「連絡協議会」を自称し、自らをナショナルセンターとはしていないが、加盟組織が全国に広がる事からしばしばナショナルセンターとして扱われる。 歴史[編集] 結成[編集] かつての二大労働組合連合体だった日労働組合総評議会(総評)と全日労働総同盟(同盟)が1989年に日労働組合総連合会(連合)を結成し、労働戦線の統一を提唱する一方、これを右傾化と反発した左派の組合が日共産党との関係が深い全国労働組合総連合(全労連)を結成した。その中で、連合も全労連もよしとしない組合が、「どちらにも行かない、行けない組織」として、「たたかう、

  • 松崎明 - Wikipedia

    松崎 明(まつざき あきら、1936年〈昭和11年〉2月3日[1] - 2010年〈平成22年〉12月9日[1])は、日の労働運動家。革マル派副議長。鉄道労連(後にJR総連)副委員長、東鉄労(後のJR東労組)委員長を務め、JR東労組会長、顧問を務め、事実上JR東労組のトップだった[2]。 人物[編集] 埼玉県出身。埼玉県立川越工業高等学校卒[1]。愛称は松っつあん。 国鉄動力車労働組合元委員長を務め、JR総連・JR東労組顧問を務めていた。 なお、元革命的労働者協会活動家の松崎重利は実父が同様に国鉄職員で姓が同じであるが、縁戚関係はなく政治活動面においても無関係である。 思想・活動[編集] 黒田寛一から厚い信頼を受けており、革マル派結成時の副議長(組織名:倉川篤、愛称:クラさん)であったことは松崎人も認めている(松崎明『松崎明秘録』(同時代社))。1970年代から次第に革マル派から離れ、

  • わが亡きあとに洪水はきたれ! - kuranaka.com

    先ほど、就寝前の歯磨きをしていたら、ひょっこりと輪廻転生が頭に浮かびました。輪廻があるのかどうなのかは?ではありますが、輪廻転生を信じる方が世界にはやさしいような気がします。ならば、信じてもよいのかななどと考えておりました。 輪廻転生がないと「わが亡きあとに洪水はきたれ」という言葉が重くなってくるなあということが、次に脳裏に去来しました。 このフレーズは、わが亡きあとに洪水はきたれ!―ルポルタージュ 巨大企業と労働者 (ちくま文庫)で知ったものです。フレーズの由来については、日共産党の宮たけしさんのブログに詳しく掲載されていて勉強になりました。『あとは野となれ山となれ』という意味だそうですが、その説明部分のみ参考までに下記に掲載させていただきます。 「大洪水よ、わが亡きあとに来たれ!」とポンパドゥール侯爵夫人 この間、志位さんがサンデープロジェクトで紹介してから口の端にのぼるようになっ

  • 旬報社デジタルライブラリー

    「旬報社デジタルライブラリー」は60周年を記念して、小社刊行物をホームページ上に掲載し、読者の皆様に無料で提供するものです。日労働運動の歴史 編著者名 塩田庄兵衛 判型 四六上製 ページ数 337 発行日 1964年09月 著者紹介 分野 労旬双書 種別 書籍 紹介文 日の労働運動の出発点(明治維新~終戦まで)から1970年まで100年の労働者階級の闘いを簡潔、明瞭に叙述した名著です。戦後を(1)敗戦から朝鮮戦争までの占領下の変遷 (2)50年から60年の安保・三池を経た高度成長期の運動の高揚と激動期の70年代初頭までにわけて、労働者階級がどんな問題と対決し、どんな成果をあげて歴史を前に押し進め、どのような課題を次の時代に残したかを概説します。

  • 全国労働組合総連合 - Wikipedia

    全国労働組合総連合(ぜんこくろうどうくみあいそうれんごう、略称:全労連(ぜんろうれん)、英語: National Confederation of Trade Unions、略称:Zenroren)は、日の労働組合における全国中央組織(ナショナルセンター)である[2]。1989年に連合結成を「労働界の右寄り(右翼的)再編」として、官公労労組中心の総評のうち自治労から自治労連、日教組から全教など共産党支持の各労組内非主流派が結成した新単産と統一戦線促進労働組合懇談会加盟単産で、作られたナショナルセンター[注釈 1][3][4][5]。総評時代の日社会党のための組織的選挙活動・日社会党支持強要を批判し、日共産党支持傾向がある[6][3][4][5][7]。 概要[編集] 行動綱領「希望に輝く未来のために」で、労使協調路線による選別排除の労働戦線再編に反対する労組により結成された「働くも

    全国労働組合総連合 - Wikipedia
  • 私の労働研究 熊沢誠(著/文) - 堀之内出版

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  • 法政大学大原社会問題研究所オンライン書評欄・栗田健編著『現代日本の労使関係 ―効率性のバランスシート』熊沢誠評

    『大原社会問題研究所雑誌』書評欄オンライン版 栗田 健 編著 『現代日の労使関係――効率性のバランスシート』 評者:熊沢 誠 1 書は,栗田健氏を助言者とする「現代労働研究会」に集う研究者たちが各自のテーマを実証的に考察する論稿を寄せ,もって全体としてこの現代日における労働組合,労使関係の特質と課題を浮彫りにしようとする作品である。各章のタイトルと執筆者を,まず紹介しておきたい。 序章 日労使関係研究の系譜と課題                         栗田健 1章 労働組合と国民生活―オイルショック前後の労使関係             森建資 2章 「雇用問題」の転換―70年代における構図                    佐口和郎 3章 産業構造の再編と「雇用の女性化」―1973~85年                大沢真理 4章 技術革新と労働―日の特徴  

    nizimeta
    nizimeta 2015/04/05
    “単産によるワークルール標準化機能の執拗な摸索ワークシェアリングの工夫日本的能力主義の限定「人格」や「生活態度」が査定されることの拒否そして職業別の結集をその内に包み込むコミュニティユニオンの強化”
  • 法政大学大原社会問題研究所オンライン書評欄・兵藤つとむ著『労働の戦後史』熊沢誠評

    『大原社会問題研究所雑誌』書評欄オンライン版 兵藤 つとむ著 『労働の戦後史』(上)(下) 評者:熊沢 誠 1 ほぼ半世紀にわたる戦後日の労働組合運動の軌跡をたどることは,思えば心労にみちた作業である。多くの資料を収集し,しかるべく配列するだけでも,それは根気のいる営みとなる。そればかりではない。産業社会が「成熟」するにつれ労働組合というものは過去の遺物になってゆくという史観を拒むかぎり,率直にいってここ20年来の日の労働組合はかなり急速にその保つべきアイデンティティを失いつつあるようにみえる。そうした状況を見すえるならば,ふつうの労働者たちの発言のあかしである労働組合運動の歩みを描く筆の運びは,どうしても重くなるだろう。 『労働の戦後史』は,このテーマに挑戦するにふさわしい研究蓄積を擁する兵藤つとむ氏が,その心労に耐えてまとめあげた「正史」的作品であり,必読に値する絶好のテキストとい

  • 合同出版/商品詳細 ミッキーマウスのストライキ!--アメリカアニメ労働運動100年史

    書紹介 日ではほとんど語られることのない米国のアニメ界の労働組合運動。アニメーターたちの姿を20世紀初頭からさかのぼって追っていく。写真・イラスト・当時の新聞記事など豊富な図版とともに紹介。 ディズニーやドリームワークスで世界的ヒット作に携わってきたアニメーターによる、米国・アニメーション界の裏側の歴史を伝える貴重な一冊! 目次 序 章 なぜ我々はアニメーションのユニオン史を語らねばならないのか 第1章 アニメスタジオの世界――流れ作業の芸術 第2章 雇う側の論理――使われる側から眺めたその姿 第3章 ハリウッドの労働運動 1933~1941年――アニメ業界にユニオンができるまで 第4章 USアニメ界のストライキ第一号、フライシャー・スタジオ――ユニオン自壊とスタジオ崩壊 第5章 ディズニー・ストライキ in1941――それはアメリカアニメの南北戦争 第6章 戦後とハリウッドと赤狩りと

  • 『ミッキーマウスのストライキ!』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、昨日ノーベル物理学賞がらみで職務発明関係の座談会を紹介した『月間連合』10月号ですが、実はとても面白いの紹介をしています。 http://www.jtuc-rengo.or.jp/shuppan/teiki/gekkanrengo/backnumber/new.html 篠田徹さんの「篠田教授の労働文化耕論」で、『ミッキーマウスのストライキ!』というを紹介しているのです。 版元の宣伝文を引用しておきますと、 日ではほとんど語られることのない米国のアニメ界の労働組合運動。アニメーターたちの姿を20世紀初頭からさかのぼって追っていく。写真・イラスト・当時の新聞記事など豊富な図版とともに紹介。 ディズニーやドリームワークスで世界的ヒット作に携わってきたアニメーターによる、米国・アニメーション界の裏側の歴史を伝える貴重な一冊! ですが、篠田さんはとりわけ訳者の久美薫さんの腕前に感嘆の声

    『ミッキーマウスのストライキ!』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nizimeta
    nizimeta 2015/03/29
    “この本はアニメ労働組合の歴史を超えて、アニメ社会史であり、アニメ労働史になっているので、その検証の範囲は尋常ではない”
  • 市野川容孝・渋谷望編『労働と思想』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、熊沢誠『私の労働研究』と一緒に堀之内出版からお送りいただいたのは、市野川容孝・渋谷望編『労働と思想』なんですが、こちらは正直、頭の中がリアルワールドに向かいすぎている現在の私には中身のある感想は書けないので、単なる紹介にとどめておきます。 http://www.horinouchi-shuppan.com/#!rs/c1i8l はじめに 市野川容孝 シェイクスピア 演劇と労働の力学─「以降」の思想のために 橋哲也 ロック 労働が所有権を基礎づける? 植村邦彦 ルソー 『社会契約論』を読む 市野川容孝 ヘーゲル 人倫的生活における市民社会の「絶対的否定性」 斎藤幸平 マルクス 「潜勢的貧民」としての「自由な労働者」 佐々木隆治 モース 社会主義・労働・供犠 溝口大助 グラムシ ポスト・フォーディズム時代のヘゲモニー 明石英人 ラカン 労働と「うつ」─四つのディスクールと資主義 松

    市野川容孝・渋谷望編『労働と思想』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)