就職情報を提供するエン・ジャパン(東京都新宿区、鈴木孝二社長)は、同社が運営する学生向け就職情報サイトで、2011年卒業予定の学生と求人企業を対象とした新卒採用動向調査『2011年度 総括調査』を実施し、結果を発表した。それによると、6月前半の内定取得率は42.9%となり、前年同時期に比べ9.9ポイント減少したことが分かった。 調査では、6月前半の内定取得率は42.9%となり、前年同時期に比べ9.9ポイント減少した。複数内定を取得する学生も減少していることから、同社では、企業側の採用基準が高くなっているのではないかと推測している。 1人あたりの平均エントリー数は、前年比119%の91.8社で大幅に増加した。特に、男子学生のエントリー数の伸びが顕著。一方、説明会参加数や面接受験数には大きな変化は見られなかった。 こうした状況の下、6月以降も活動を継続する学生は69.6%となっており、前年同時