スペインの首都マドリードで、バスク地方の分離独立を求める非合法武装組織「バスク祖国と自由(ETA)」に抗議する女性たち(2000年1月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/CHRISTOPHE SIMON 【4月7日 AFP】スペイン北部バスク(Basque)地方の分離独立を求める非合法武装組織「バスク祖国と自由(ETA)」は、8日に完全武装解除を行うと表明した。英BBCが6日夜、英語とスペイン語で書かれた7日付の書簡を公開した。 ETAの書簡は国際社会に宛てて、「明日が武装解除の日だ。だが、和平の敵によって(武装解除)プロセスが妨害される恐れが依然としてあると警告しておく」と述べた上で、「すべての兵器(武器および爆発物)をバスク市民組織の代表に」引き渡すとしている。ETAは書簡の中で「非武装組織」を自称している。 武装解除プロセスは、バスク地方のフランス側の都市バイヨンヌ(Bayonne