米ノースカロライナ州シャーロットで、反人種差別デモに参加する極右運動のグループ「ブーガルー・ボア」のメンバー(手前、2020年5月29日撮影)。(c)Logan Cyrus / AFP 【6月23日 AFP】米カリフォルニア州で警官2人が殺害された事件をきっかけに突如、警察当局最大の懸念と化している動きがある。極右勢力を中心とする過激な新潮流「ブーガルー(Boogaloo)」だ。 今年になるまでほとんど名前を聞くこともなかったこの「ブーガルー」の信奉者や支持者は最近、さまざまな抗議デモの場に銃などで武装して登場するようになった。 当局が警戒を強めたのは、カリフォルニア州で警官2人を殺害し、16日に起訴された空軍軍曹のスティーブン・カリージョ(Steven Carrillo)被告がブーガルーに傾倒していたためだ。 カリージョ被告は同州オークランド(Oakland)で5月29日に行われた反人種