「当社は最近、セールスフォースは長すぎる『帝国化(的な版図拡大)』モードが続いており、コア事業分野における市場機会にあらためてフォーカスを戻すべきとの見解を提示しています」 ジャルリア氏は、セールスフォースが(複数のアクティビストから)どんな変革を求められ、検討しているのか直接的に把握しているわけでないと前置きしつつ、具体的な社名を挙げて見通しを語る。 「スラック、ミュールソフト(MuleSoft)、ヘロク(Heroku)の売却が検討されているとしても、驚きは特にありません」 タブロー(Tableau)も「期待外れだった」点では同列ながら、同社のテクノロジーはすでにセールスフォースの主要製品のいくつかに深く統合されており、他の傘下企業に比べると売却の対象になる可能性は低いという。 評価額は買収時の半分以下に… 聞いたら驚く人も多いと思うが、セールスフォースにとってスラックの切り離しは肩の重