スペイン北部北部アストゥリアス自治州エルラニャドイロの木彫りの聖母子像の修復前(左)と修復後(右、2018年9月7日作成)。(c)DSF / AFP 【9月9日 AFP】スペイン北部アストゥリアス(Asturias)自治州にある人口わずか28人の小さな村エルラニャドイロ(El Ranadoiro)で、15世紀につくられた木彫りの聖母子像の修復を素人の女性に任せたところ、派手なピンクや黄緑色に塗られてしまい、またスペインで素人が芸術の修復に手を出して散々な結果に終わったと、大きな話題になっている。 修復前の聖母子像は簡素な木彫りの像だったが、聖母マリア(Virgin Mary)のマントは鮮やかなピンクに、衣服はスカイブルーに塗られ、目にはアイラインまで描かれた。幼子イエス・キリスト(Jesus Christ)の衣服も明るいライムグリーンに塗られた。 スペインでは2012年にも、北東部ボルハ(