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ブックマーク / nowokay.hatenablog.com (5)

  • 多重下請けでは構造的にいいソフトウェアが作れない - きしだのHatena

    多重下請けではエンジニアが育たないという話を前回のブログで引用していたのですが、そもそも多重下請けではまともなソフトウェアは開発できないんではないかという気持ちになりました。 多重下請けでは、上位受け会社の「SE」が「設計」を行い、下位受け会社の「PG」が実装を行うという役割分担があります。というか、今回の話はそういう役割分担がある多重下請けを前提とします。 そうすると、設計というのは会社間をまたがった契約文書であり、発注のための作業指示書であるということになります。ソフトウェア開発で質的に必要な文書というよりは、ビジネス構造によって必要になったビジネス文書です。ちなみに派遣ではなく業務委託のはずなので詳細な作業指示になってはいけないのもポイントです。 ※余談ですが「設計は必要である」という人の話をきいてみると、必要なのは実装のための設計ではなく保守のためのドキュメントということがほとん

    多重下請けでは構造的にいいソフトウェアが作れない - きしだのHatena
    nntsugu
    nntsugu 2024/07/16
    「保守のためのドキュメント」は建前で「契約上の成果物としてのドキュメント」になっている気がする。そんなもので満たされる契約な時点でいいソフトウェアを作るぞ!という意思が入っているわけもなく
  • 日本のSIerの技術力の低さの要因から考えるアメリカソフトウェアの強さ - きしだのHatena

    この連休はなんだかSIerについて考えることが多かったのですが、そういうことを考えると、なぜアメリカのソフトウェアが強いのかがわかってきた気がします。 まず、もちろんSIer技術力が低いといっても技術力が高いSIerもいるわけで、とくにこのブログを見てる人だと技術力の高い側にいる人が多いと思います。 けれども、DX白書2023によればSIerIT人材というのは75万人いて、技術力の高い人はその一部で、多くは技術力の低い側にいるんじゃないでしょうか。 https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/gmcbt8000000botk-att/000108046.pdf 2014年、ちょうど10年前に、プログラマはSIerと自社サービスで2分化するんではないかというブログを書いていますが、そのまま現実になった形です。 プログラマ業界の二分化 - きしだのHatena

    日本のSIerの技術力の低さの要因から考えるアメリカソフトウェアの強さ - きしだのHatena
    nntsugu
    nntsugu 2024/07/16
    下請けSIerは人の時間を売る商売になっている。業界に入りたい人や最低限の収入を確保したい人の受け皿になっている面もある。そこから裏ハンター試験よろしく能力を伸ばして行く人もいるしまぁいいんじゃない?
  • プログラマの実力は経験だけであがらないことがレベル格差につながる - きしだのはてな

    プログラマというのは、道具に慣れることが、実力があがることにならないのですよね。だから、勉強せず業務経験だけだとレベルが低いままということになってしまう。 Javaを10年さわり続けて、Strutsを5年さわり続けても、それだけでは、与えられた画面を手際よく作成できるようになるだけで、たとえばStrutsすらよりよく使えるようになるわけではなかったりする。 Javaにしても、「volatileってなんですか?」という問いに、まあ知らないのはしかたないとしても、解説を見ながらですら答えられない可能性がある。 プログラムの反復生産は、プログラミング能力の向上にあまりつながらない。設定や記述に慣れるだけだ。そして、この「慣れ」というのには「難しいからそもそも実装を回避する」というようなものも含まれる。実力の向上は、作業ができるレベルで止まってしまう。 プログラマとしての実力をあげるための勉強が自

    プログラマの実力は経験だけであがらないことがレベル格差につながる - きしだのはてな
  • ネットワークに自信のない人は東大講義の情報工学概論Aを見よう - 2012-01-28 - きしだのはてな

    東大にUTオープンコースウェアというのがあって、いろいろな講義資料が公開されています。 http://ocw.u-tokyo.ac.jp/ その中には動画授業があるものもあって、そのほぼすべてがおもしろいです。ただ興味がもてるかどうかという違いだけ。 その中で、情報工学概論Aというのがあって、授業内容としてはネットワークの概論になってます。まだ全部見てないけど、ネットワーク全般の話からTCP/IPの話、セキュリティまでの講義が公開されてるみたい。 こういう一貫した話がちゃんと語られてる講義というのはなかなか公開されてない、公開されてたとしてもネットワーク設定程度だったりするので、これは貴重だと思います。 http://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture?id=11314&r=609526321 ネットワークの勉強をしたことがない人は、テレビのかわりにこの講義を流しておくとい

    ネットワークに自信のない人は東大講義の情報工学概論Aを見よう - 2012-01-28 - きしだのはてな
    nntsugu
    nntsugu 2012/01/30
  • Scalaでパーサーを作ってみる〜10:レキシカルスコープとクロージャ - きしだのHatena

    Scalaの勉強をはじめたので、とりあえず簡単なパーサーを作ってみてます。 http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20111109#1320815540 前回は関数が導入されて、とうとう汎用処理がかけるプログラム言語になりました。 http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20111114#1321244195 ここで前回の状態で次のようなコードを実行してみます。 val a = 3; def f(x) ={ a * x }; println(f(5)); def g() = { val a = 10; println(f(5)); }; g(); 関数fを5に適用という処理を、関数gの中と外で書いています。 この結果は次のようになります。 15 50 同じ引数での関数呼び出しが別の結果になっています。 関数fでは変数aという外部環境の変数を使ってい

    Scalaでパーサーを作ってみる〜10:レキシカルスコープとクロージャ - きしだのHatena
    nntsugu
    nntsugu 2011/11/15
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