「マルメロの陽光」を観て以来、絵が描きたくて仕方がない。けどまともな道具もなければたいした腕もない。ちょうど昨日読んでたフローベールのなかに、「ドン・キホーテ」の押絵に色を付けて遊んだことを回想する記述が出てきて、それだ!と思いやってみた。ギュスターヴ・ドレの絵をプリントアウトして、手元にあった簡単な水彩のセットと蜜蝋クレヨンでぬり絵。モノクロフィルムに彩色したみたいになった。できはともかく、ただ眺めてるよりも絵の細部がよくわかるので、これはよいと思った次第。 http://fr.wikipedia.org/wiki/Image:Don_Quixote_8.jpg ポンピドゥーではなくてシネマテークで、100人の子どもたちに囲まれて。おなじ子どもでもパリの子どもは都会っこだしあんまり子どもらしくないと思ってたけど、とても感動的な時間を過ごしてしまった。 キアロスタミも最高。大きく映る子ども