idiotapeさん発の私家版世界十大小説が流行っている。私も昨日私家版をつくってみたのだけれども、どうも十選では足りない。この「十選では足りない」というのは多くの人の本音ではないかと思う。 というわけで、開き直って50の小説を選んでみた。 一人の作家につき一作品。 客観的評価ではなく主観的評価で選んだ。 セルバンテス以降の、近代小説に限定した。叙事詩であるホメロスやアーサー王、近代より前の散文文学である紫式部やトマス・モアなどは除いた。 文学的・芸術的評価ではなく、「読んだときの面白さ」で選んだ。 自分にとって難解すぎる作品は除いた。(例『ドグラ・マグラ』、『虚無への供物』、ヌーヴォー・ロマンなど) 中編・長編に限定した。短編の名手である芥川、O・ヘンリー、ヘミングウェイ、オコナーなどは除いた。 ヴェルヌ『十五少年漂流記』 ヴォネガット『スローターハウス5』 ウルフ『灯台にて』 オーウェ
僕は趣味で「チャランゴ」というアンデス地方の楽器を弾くのですが、この楽器はもともとアルマジロの甲羅で作られていました。現地の人が、アルマジロを食べて、その甲羅を使って作ったのが始まりとか何とか、そんな風だと思うのですが、とにかくアルマジロを食べるのは事実。よく「鶏肉のような味」と言われてますが、よく考えてみると、珍しい動物の肉を形容するときに「鶏肉の味」というのはかなり良く聞く決まり文句ですね。世の中の肉のほとんどは鶏肉の味がするのだろうか。「アルマジロ 鶏肉」でGoogleで検索すると、やっぱり鶏肉のような味がするようです。 アルマジロの肉は美味で、鶏肉に似ていた。 続いて「鶏肉のような味」だけで検索すると...でるわでるわ。 カエル ヘビ ワニ クイ(南米で食べられているネズミ) ウサギ ダチョウ カンガルー マンボウ スッポン マスタケの幼菌 ありがちな調査ながら、改めて鶏肉ってどれ
「あわせて読みたい」からid:natume_yoさんの「世界の果てのクロエの祈り」に飛んでみると、世界十大小説に関するエントリが書かれていた。見ると(これまたあわせて読みたいでお馴染みの)id:ryotoさんが20日に世界十大小説についてエントリを書いてから、はてなダイアリー界隈で十大小説を選ぶのがちょっと流行しているらしい。ならば私も便乗してみよう。 すでにモームの十大小説、篠田一士による20世紀十大小説の著作があり、また多くの方が古典中心に十大小説を選んでいるから、出遅れた私は敢えて古典は別にし、戦後に発表された作品に対象を絞って独自性を出してみようと思う。 ジュリアン・グラック『シルトの岸辺』(フランス) レイナルド・アレナス『夜明け前のセレスティーノ』(キューバ) ダニロ・キシュ『砂時計』(セルビア) ミロラド・パヴィチ『ハザール事典』(セルビア) アナトーリイ・キム『リス』(ロシ
ネイルで使う材料で、DIY時の木割れやネジ跡を派手にしたらかわいい OSB合板でちょっとしたボックスをつくりました。 ビス止め下手すぎて木を割ったり穴あけすぎたりした場所に、好きな派手色の樹脂を詰めてパテ代わりにしてみました。 ちょっと某HAYっぽみ出て可愛かったので、自分用にメモです。 手順 塗装 派手色グミジェルで失敗部分…
南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫) 作者: 鶴見和子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1981/01/07メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 67回この商品を含むブログ (60件) を見る既に評価の定まった感のある、南方熊楠の研究書。鶴見和子に興味を持つ者・南方に興味を持つ者の双方が読むべき本である。 著者には元々、柳田国男に関する著作もあり、柳田から南方へと進んだようだ。柳田と南方はともに日本の民俗学の創始者と知られ、現在に至るまで高い評価がなされているが、著者はこの2人の相違点として以下の4つを挙げる。 1柳田は中央官庁出身であり、日本の中央から地方を見た。一方で南方は地方から中央を見た。 2柳田は日本国の一部として地域を見なしたのに対し、ロンドンにも留学していた南方は世界の一部として地域を見なした。 3神社合祀反対運動の際に、柳田は正面衝突を回避しようとした。南方
idiotapeさん発の私家版世界十大小説が流行っている。私も昨日私家版をつくってみたのだけれども、どうも十選では足りない。この「十選では足りない」というのは多くの人の本音ではないかと思う。 というわけで、開き直って50の小説を選んでみた。 一人の作家につき一作品。 客観的評価ではなく主観的評価で選んだ。 セルバンテス以降の、近代小説に限定した。叙事詩であるホメロスやアーサー王、近代より前の散文文学である紫式部やトマス・モアなどは除いた。 文学的・芸術的評価ではなく、「読んだときの面白さ」で選んだ。 自分にとって難解すぎる作品は除いた。(例『ドグラ・マグラ』、『虚無への供物』、ヌーヴォー・ロマンなど) 中編・長編に限定した。短編の名手である芥川、O・ヘンリー、ヘミングウェイ、オコナーなどは除いた。 ヴェルヌ『十五少年漂流記』 ヴォネガット『スローターハウス5』 ウルフ『灯台にて』 オーウェ
id:idiotapeさんが「是非皆さんも」とおっしゃるので、私も私家版十大小説を選んでみます。id:ryotoさんが紹介している篠田一士は私も今日初めて知って、たしかにバランスが取れている(といっても半分ぐらいしか読んだこと無いけど。あとは噂に聴いただけだ)。けれども、今となっては死んでる作家ばっかりじゃないか!と思った――まぁ、人が何を選ぼうが関係ないので私なりのリストを以下に掲載。 ピンチョン『重力の虹』 ガルシア=マルケス『百年の孤独』 セリーヌ『夜の果てへの旅』 ドストエフスキー『悪霊』 エリクソン『Xのアーチ』 ヘミングウェイ『敗れざる者』 夏目漱石『行人』 武田泰淳『富士』 ブレンターノ『ゴッケル物語』 奥崎謙三『ヤマザキ、天皇を撃て!』 なんか散漫なものになってしまった(しかも、最後の一冊は小説ですらない。けど奥崎謙三って戦後の日本で最もフィクショナルな人物だと思うんだよね
以下のところから、 →私家版世界十大小説 - after game over 他の人が選ぶ「私家版世界十大小説』も見てみたいなあと思うので、是非皆さんも。 とのことなので、何となく選んでみるよ。 1・ガラス玉演戯(ヘッセ) 2・悪霊(ドストエフスキー) 3・トリストラム・シャンディ(スターン) 4・夜のみだらな鳥(ホセ・ドノソ) 5・城(カフカ) 6・シャボン玉ピストル大騒動(ポール・ギャリコ) 7・殺し屋ダラカン(クロ−ド・クロッツ) 8・フランス軍中尉の娘(ジョン・ファウルズ) 9・スローターハウス5(カート・ヴォネガット) 10・セバスチャン・ナイトの真実の生涯(ナボコフ) 「大」と言うほどには大きく(長く)ないけど、その本を読むことによって世界が変わって見えるくらいショックを受けた本を挙げてみた。『百年の孤独』『ソラリス』『奇蹟の次元』『結晶世界』その他SF・ファンタジー系はいれた
ネイルで使う材料で、DIY時の木割れやネジ跡を派手にしたらかわいい OSB合板でちょっとしたボックスをつくりました。 ビス止め下手すぎて木を割ったり穴あけすぎたりした場所に、好きな派手色の樹脂を詰めてパテ代わりにしてみました。 ちょっと某HAYっぽみ出て可愛かったので、自分用にメモです。 手順 塗装 派手色グミジェルで失敗部分…
関連リンクは愛・蔵太の少し調べて書く日記から辿れるが、こういうの大好きなので便乗しておく。 フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 色川武大『狂人日記』 レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』 安部公房『砂の女』 カート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』 アルベール・カミュ『異邦人』 檀一雄『火宅の人』 フランツ・カフカ『城』 ウィリアム・バロウズ『裸のランチ』 ジャン・ジュネ『泥棒日記』 複数の人が選んでいる『百年の孤独』とか『ソラリス』が入っていないのは単にそれらを未読なためで、つまりはその程度の読書量しかない人間のチョイスなので真剣にとらないでいただきたい。半分近くは気分次第で変わると思うし。
ニコニコ動画で「羽生対中川」戦を見た - My Life Between Silicon Valley and Japan 先週、おそらく梅田さんの意図しない形で反響を呼んだエントリであるが、その反応を読んで、みんなマジメだなー、と思ってしまった。 当方は doublecrown さんの「窪田義行氏が学級委員長すぎる件」に尽きると思うんだけどね。 ここにも書いた通り、窪田義行のコメントを見たときには頭に血がのぼり、「日本将棋連盟なんてさっさと潰れて、大半の棋士は路頭に迷えばいかがですか」と罵倒コメントを書きそうになり、人様のブログでそれやっちゃいかんと思い止まったものだ。 個人的には窪田義行の慇懃無礼さが癪に障った。過去将棋を愛し棋士と親交をもったものの、将棋連盟や棋士に嫌気がさして離れていった文化人が何人もいるが、その理由の一端を見た思いである。 今回の件を受けて窪田義行は、「新たな時を
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "ホーソン実験" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2020年5月) ホーソン実験(ホーソンじっけん、英: Hawthorne experiments)とは、シカゴ郊外にあるウェスタン・エレクトリック社のホーソン工場[1]において、1924年から1932年まで行われた一連の実験と調査である。ホーソン研究[2]とも呼ばれる。 概要[編集] 当初は物理的な作業条件と従業員の作業能率の関係を分析する目的で、社内的に照明実験が行われ、次いでリレー組み立て実験が開始された。この時期からハーバード大学のエルトン・メイヨー、フリッツ・レスリス
著作権切れのスコアをスキャンして提供していたサイト International Music Score Library Project が楽譜出版社 Universal Edition の圧力で閉鎖(Slashdot | Provider of Free Public Domain Music Shuts Down)。Googleとかが引き継いでくれないかなぁ。 本のスキャンについては The Open Library でも書いた。Googleなどいくつかの有名なプロジェクト以外に うわづら文庫 というものも教えていただいた。 今でこそこういうオープンコンテンツが流行っているが,以前音楽の好きな友人に,クラシックの楽譜は著作権が切れているはずだからスキャンしてネットで流してもいいはずだと言ったところ,そんなことをしたら楽譜屋が潰れてしまうと叱られたことを思い出す。 オープンコンテンツといえ
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