返信なければ年金差し止めへ=生存確認の書類、臨時郵送−厚労省 返信なければ年金差し止めへ=生存確認の書類、臨時郵送−厚労省 高齢者所在不明問題を受け、厚生労働省は12日、安否が不明の年金受給権を持つ高齢者に対し、生存確認を求める文書を近く郵送し、返信がなければ年金支給を一時差し止めることを決めた。 同省は市区町村が行方不明であることを確認した高齢者について、氏名や住所などの情報提供を要請。このデータを基に、通常は年1回発送している生存確認の書類を今月下旬から臨時に郵送し、2週間以内の返信を求めることにした。 期限までに返信がなかった場合は、支給を一時差し止めるほか、返信があった高齢者には日本年金機構の職員が面会を試みる。 調査に応じないケースは支給を停止し、死亡後に支給されていた場合は最長5年分を返納させるという。(2010/08/12-18:28)