韓国・EU間のFTA、きょうから暫定発効 【ソウル聯合ニュース】世界最大経済圏の欧州連合(EU)と韓国間の自由貿易協定(FTA)が1日午前零時から暫定発効された。 世界第一の経済圏で、中国に次ぐ韓国の貿易パートナーのEUとのFTAは、貿易、投資、サービスなど経済各分野の交易で新しい転機を迎えるとみられる。 EU加盟国の全人口は5億人で、米国(3億人)より多く、より大きな市場を形成している。さらに、EUは平均関税率が5.6%と、米国(3.5%)より高い。とりわけ韓国の主要輸出品目の自動車(10%)、テレビなど映像機器(14%)、繊維・履物(最高12~17%)などの税率が高く、FTAにより関税が撤廃されれば、韓国の輸出品がそれだけの価格競争力を備えることになる。 個別加盟国の批准手続きがまだ残っており、正式発効までには2年程度の時間が必要だが、EU加盟国全体の同意が必要な文化協力、知的財産権の