米国の機関投資家が金融や石油といった景気敏感株の買いを加速している。背景には来年にも米連邦準備理事会(FRB)が利下げに転じるとの観測から景気悪化懸念が後退したことがある。年初から売られていたIT(情報技術)株に押し目買いを入れる動きも目立つ。ただ、一部の投資家は相場の波乱を予想し株式をほぼ全て売却するなど守りの姿勢を固めている。米国で1億ドル(約130億円)以上を投資する投資家は四半期ごとに
セメダインが2022年7月28日付で上場廃止となりました。1968年に東京証券取引所市場第二部(現:スタンダード市場)に上場し、2016年にカネカがTOBで子会社化。2022年8月にカネカの完全子会社となって、上場の長い歴史に終止符が打たれました。 セメダインは一般的な知名度が高く、国内の家庭用接着剤では高シェアを獲得しています。なぜ、買収されて上場廃止になったのでしょうか? 子会社化した後も売上高は横ばい… カネカはセメダインを完全子会社化する目的として、意思決定のスピードを上げることを挙げています。カネカは完全子会社化する前の時点でセメダイン株54.76%を保有する大株主で、中国・北米での建築・自動車分野での市場開拓を共同で行っていました。 しかし、カネカが子会社化した後も、セメダインの売上高は横ばいが続いています。セメダインの競合で、土木建築用接着剤などの製造・販売を行うショーボンド
自動運転の限界が見えてきた 人間がからむとリスク増大 むしろ過疎地が実用化先進地になる? 木代泰之 経済・科学ジャーナリスト 自動車メーカーや各国政府が取り組んでいる自動運転。その未来技術に限界があることをそろそろ直視する時期が来ている。いくら技術が高度化しても人間や従来車が混在する社会で安全性を高めようとすると、コスト面で割りが合わないのだ。 渋滞する高速道路で運転をクルマ任せ マイカー(自家用車)で自動運転の先頭を走るのはホンダ・レジェンドだ。2021年3月に日本で初めてレベル3(下の表)の自動運行装置を搭載し、限定100台をリース販売した。 表にあるレベル1と2は「運転支援」で、システムはあくまで運転者をサポートする立場。レベル3で初めて自動運行装置が主体になる。 レジェンドの自動運行装置は、高速道路などで先行車との距離を保ち、前方に遅い車がいれば車線変更して追い越す。渋滞時(時速5
【ドバイ=福冨隼太郎】米ブルームバーグは22日、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が原油価格の下落を背景に産油国が原油の減産に動く可能性を示唆したと報じた。同氏は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成する「OPECプラス」が今後「減産を迫られる可能性がある」とした。ブルームバーグによると、アブドルアジズ氏は書面での取材に「現在の原油先物相場が需給のファンダメンタルズから逸脱し
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