那覇バスターミナルの曲線を名残おしく眺めていたら、帰りの飛行機に乗り遅れてしまった。乗り遅れちゃったという事実を空港ロビーでじっと噛みしめる。空港にいてもしょうがないので、うれし恥ずかし那覇に戻ってきた。 目次 那覇バスターミナルから最後の旅 糸満バスターミナルはいつものようにあった スーパーの沖縄そばコーナーで連想した 与那原はいいところとおじいは言った 改札ばさみは断捨離の響き 与那原の酒場で熱烈歓迎 那覇バスターミナルから最後の旅 那覇バスターミナルがなくなることで、気になった建物の安否を確かめてみたい。 気になること、それは連想だ。ドクター・レクターなら言うだろう。 欲望の本質が見ることならば、気になることの本質は連想だ。 たとえば、那覇バスターミナルが改築されるならば、糸満バスターミナルも危ないぞ。これが連想だ。妄想かもしれない。とにかく糸満バスターミナルの安否を確かめなくてはな