この記事は、Ruby Advent Calendar 2015 の16日目の記事です。 勢いで、Advent Calendarに登録したのでネタを調べていましたが、人に誇るプロダクトなどもないので、Rubyに関して今年出た(or 私が読んだ)ものについてまとめてみます。 独断と偏見になってしまいますが、私のように文法やライブラリはある程度理解して、初級者から中級者へレベルアップしたい方にオススメしたい順に並べてみました。 さらに遡れば良い本もたくさんあると思いますが(例:青木さんのRHG)、Rubyの仕様は常に変わっていくこともあって、比較的新しい本の中でより有益な本を見つけていくということも、大事だと思います。何より楽しいですし。 [★★★★★] Rubyのしくみ -Ruby Under a Microscope [★★★★★] メタプログラミングRuby 第2版 [★★★★☆] パーフ
『数学する身体』は、独立研究者・森田真生氏が「数学とは何か」そして「数学にとって身体とは何か」を自問しながら数学の歴史を追いかけた一冊である。その流れは、アラン・チューリングと岡潔の二人へと辿り着く。 そしてこの森田氏の試みを応援すべく、二人の刺客が客員レビューに名乗りを上げた。一人目は科学哲学を専門とし、同じように身体論へアプローチする下西 風澄さん。彼は本書を「格闘の書」と評す。ちなみに2人目は10月21日に掲載。乞うご期待。(HONZ編集部) 私たちが心を高鳴らせるのは、いつも「はじまりの瞬間」である。 数学という完成された美しい建築物を眺め、そして学ぶとき、私たちはその起源を忘却している。しかし、そこには確かに、不安になるほどの未知と可能性に開かれた「はじまりの瞬間」、そしてそこから走り出す物語があったのだ。 本書は、「数学がはじまる瞬間」、その風景を垣間見せてくれる。それは、生ま
『数学する身体』客員レビューとして登場した第一の刺客は、速やかにミッションをコンプリートし、公開翌日に重版が決定した。つづく第二の刺客は、デザインを始め様々な分野で活躍する小石 祐介氏。森田氏とは大学時代の同窓という間柄でもある小石氏は、森田真生の人となりから本書を読み解く。好評につき、第三弾も計画中!(HONZ編集部) 老人はあらゆる事を信じる。中年はあらゆる事を疑う。青年はあらゆる事を知っている。 オスカー・ワイルド 人生には奇妙な出来事がよく起こる。味わい豊かな偶然が生む機微を、優れた小説家はまるでそれが連続的な必然に導かれたかのように描く。ポール・オースターならばそれを『偶然の音楽』と言うだろうか。数学の世界も非自明な偶然に支えられているらしい。一見脈絡のない世界や概念が、「何か」をきっかけとして結びつき、想像をしていなかった新しい描像が立ち上がる。本書の言葉を借りれば、偶然とも必
月刊私塾界2024年3月号(通巻515号)... 巻頭言 経済の大波に乗じ、民間教育サービスにも変革の波が押し寄せている。日経平均株価が34年ぶりの高水準を記録する中、教育業界には新たな投資と期待が寄せられている。 「空白」とも揶揄されたこの30年余り、日本の学校教育も大きな転換期を迎えている。経済の停滞は教育投資の縮小を意... 月刊私塾界2024年2月号(通巻514号)... 誤:1 正:2 【お詫び】月刊私塾界 2024年2月号 背表紙の誤りについて 月刊私塾界 2024年2月号背表紙において、月の表記に誤りがございました。後日、修正シールをお手元にお送り致します。 お手数をおかけし、誠に恐縮ですが、本誌に貼付していただければ幸いです。 ... 月刊私塾界2024年1月号(通巻513号)... 巻頭言 謹賀新年 第3次AIブームと云われて久しい。これは爆発的に普及したインターネットと
兵士とセックス 第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? 著者:メアリー・ルイーズ・ロバーツ 出版社:明石書店 ジャンル:社会・時事・政治・行政 兵士とセックス―第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? [著]メアリー・ルイーズ・ロバーツ 1944年夏、フランスのノルマンディー。ここで米軍が行った上陸作戦は、しばしば軍事的側面からのみ取り上げられる。その後のフランスで、米兵がどのような生活を営んでいたのかについては、ほとんど焦点があたらない。本書は、性という観点から、第二次大戦下の米仏関係を読み解く一冊。三部構成で、一部では「恋愛」を、二部では「売買春」を、三部では「レイプ」を取り扱っている。 ノルマンディー作戦は、ナチスからフランスの女の子たちを救い出し、キスの嵐で迎えられるといったジェンダー表現でたびたび受容された。この物語はフランスに対する支配意識とも結びつき、兵士た
第1章 [座談会] 圏論と異分野協働──今出川不純集会 第2章 圏の定義──矢印でいろいろ書いてみる ◎蓮尾一郎 第3章 タングルの圏 ◎鈴木咲衣+葉廣和夫 第4章 プログラム意味論と圏論──計算の「不変量」を圏論で捉える ◎長谷川真人 第5章 モナドと計算効果 ◎勝股審也 第6章 モナドのクライスリ圏──圏論による一般化とは? ◎蓮尾一郎 第7章 表現を〈表現〉する話──ミクロ・マクロ双対性(1) ◎小嶋 泉+西郷甲矢人 第8章 [座談会] 歩き方の使い方──今出川不純集会,ふたたび 第9章 ガロア理論と物理学──ミクロ・マクロ双対性(2) ◎小嶋 泉+西郷甲矢人 第10章 圏論的双対性の「論理」──圏論における抽象と捨象,あるいは不条理 ◎丸山善宏 第11章 圏論的論理学:トポス理論を越えて ◎丸山善宏 第12章 すべての人に矢印を──圏論と教育をめぐる冒険 ◎西郷甲矢人 第13章 ホ
2015年6月2日紙版発売 2015年6月2日電子版発売 大圖衛玄 著 A5判/256ページ 定価2,728円(本体2,480円+税10%) ISBN 978-4-7741-7413-6 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Gihyo Digital Publishing Amazon Kindle 楽天kobo honto 本書のサポートページサンプルファイルのダウンロードや正誤表など この本の概要 多くの機能を持つゲームのプログラムは,巨大で複雑になりがちです。また,コードの保守,機能追加などの工程には複数のプログラマが関わることになります。そのため,ゲームのプログラムには「わかりやすいコード」と「効率よく機能を追加できる設計」が求められます。これはゲームに限らず,職業プログラマとして必要なコーディング技術です。本書ではC++のサンプルコード
プログラマであれば,多かれ少なかれ技術書を読む機会があると思います。技術書を読む方法にもコツがあります。本稿では,技術書を読みなれていない学生や新入社員を対象に「技術書を読む技術」を紹介します。 技術書を読む目的を考える その技術書から何を得たいのか目的を明確にしてから読むようにします。技術書は,最初のページから1ページずつ丁寧に読むものではありません。わからない部分に時間をかけ過ぎずに,読み進めるのも読み方のコツになります。必要な知識が得られれば全文を読む必要はありません。 はじめに下読みする 精読する前に本全体の下読みを必ずしてください。流し読みでよいので最初から最後まで一気に目を通します。早めに本の全体像を把握することが重要です。役に立ちそうな部分や理解できそうな部分から優先的に読むようにすると,効率よく必要な知識を身に付けることができます。 技術書を小説のように読んではいけません。
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