双雲さんは書を始めるにあたり まず心のリセットを説かれている。 フライ書道においては、 まず食欲をおさめることから始めよう。 リセットしたら 「どろソース」をポッドに どろどろと入れる。 どろどろと。 お皿の下には濡れ布巾を敷き 滑らないよう安定させたい。 海老フライの持ち方は 人さし指と中指を前にかける 双鉤法(そうこうほう)を用いる。 フライ書道、最初の文字は「永」を選んでみた。 一般的な書道をやる方ならおわかりのとおり 永字八法と呼ばれるようにひとつの字に 基本的な「はね」や「はらい」といった 八種類の点画が含まれている。 ある意味この文字で海老フライという筆の ポテンシャルが白日のもとにさらされるのだ。 結論からいうと「はね」が難しい。 あと筆を長く走らせると ソースが涸れてしまう。 ソースを多めにつけ 途中寝かせるようにしよう。