1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ハワイで浮かれる(デジタルリマスター)
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ハワイで浮かれる(デジタルリマスター)
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:南インドの特別料理「サッディヤ」食べ歩き > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 北海道広尾町の十勝港へやってきた シシャモ、それは身近なようで遠い存在。ご存知の方も多いと思うが、埼玉当たりのスーパーで売られているシシャモは、キュウリウオ科カラフトシシャモ属のカラフトシシャモ(英名のキャペリンやカペリンとも呼ばれる)。 だが日本で昔から食べられているシシャモは、キュウリウオ科シシャモ属のシシャモという別種。区別するために本シシャモとも呼ばれる高級魚であり、世界中でも襟裳岬(北海道を菱型と考えると一番下)周辺の海、西のむかわ町から東の白糠町あたりにかけてしか生息しない珍しい魚だ。 サケと同じで秋になると川に遡上して産卵する遡河回遊魚
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:マッシュルームをおのれの握力で握り潰す快感 初めての「しゃぶ葉」に衝撃 先日、初めて家族で「しゃぶ葉」へ行きました。 「しゃぶ葉」 ものすごくリーズナブル もちろん食べ放題にはいろいろなコースがありました。 こんな贅沢なコースもあったり 我々はオーソドックスな「ランチ 牛2種&三元豚 食べ放題コース」を選びまして、大人が通常税込み1979円で、そこに休日料金がかかって+110円。それから幼児の娘が659円。つまり、家族3人で約5000円弱で、美味しいお肉や野菜やサイドメニュー、それから子供が大喜びの、自分で作れるわたあめやデザートなんかも楽しみ、そのあまりの大満足っぷりに驚いてしまったのでした。 ところでその時に思ったのが、そりゃあ次回
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:小学生の頃に熱中していたゲームで遊んだらあの頃の気持ちになれるか 水キムチのことを知りたいなら鶴橋を目指すべきだろう 私は去年まで「水キムチ」を食べたことがなかった。「水」と「キムチ」という二つの言葉がどのように結びつくのかまったく想像もできず、なんとなくあっさりした漬け物なのかなとは思ったが、果たしてどんな味がするものかわからなかった。「鯖の水煮」、「水炊き鍋」など「水」がつく食べ物を思い浮かべてみたが、どれとも違いそうだ。 たまに買い物にいく近所の市場にキムチの専門店があって、ある時、そこをじっくりのぞいていたら「水キムチ」が売られているのを見つけた。たっぷりの汁とともにビニール袋
ある人にとってはスーパーで頻繁に買って食べている定番食品が、またある人には未知のものだったりすることがある。我々は、この世に無数にある商品、食材のうち、思いのほか限られらものにしか目がいっていないのではないか? そんなことに気がついた酒の穴のふたりが、今までの人生で縁がなかった食品をあれこれ買い集めて、じっくりと味わってみました。 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:東京と大阪、それぞれの酒場「酒の穴」で飲む パリ: こないだ僕がナオさんに「スーパーで売ってる『合鴨スモーク』って、あんなに美味しいのに300円くらいで買えて、いいのかな? って気になりません?」なんて、何気なく言ったんです
SUBWAYほど、注文時にワクワクするファストフード店もないだろう。 SUBWAY公式 サンドイッチメニューより すでにご存知の方が大半だろうが、ご覧いただきたい。このカスタマイズの幅である。 店頭で種類豊富なサンドイッチを選び、パンもトッピングも、野菜の量までその場で選べるのだ。しかもガラス越しに、店員さんが作ってくれるのを眺めることができる。 こんな楽しみ方ができるのはSUBWAYと、アイス屋さんのコールドストーンくらいのものではないのか。すでにエンターテインメントの域だ。 しかし、カスタマイズの幅がこれほどまでに広いとはいえ、やがて「お気に入りの1つ」が出てくるものだ。 かくいう筆者も、以下のカスタマイズが気に入り、長年これだけを食べ続けていた。 生ハム&マスカルポーネの公式おすすめドレッシングは「バジルソース」だが、バルサミコソースの甘酸っぱさにマスカルポーネチーズのクリーム感が絶
ねるねるねるねみたいに作る パリッコ 僕辛いもの好きなんですが、作り方のところに、辛いスパイスを半分入れて、足りなければもっと足してくださいと書いてあって、律儀に半分入れたのですが……辛いですね! 古賀 私も悩んでとりあえず半分入れました! 十分ちゃんと辛い。 JUNERAY これ、作るときねるねるねるねみたいで楽しかったです。 セット内容がこちら。入れる順番に番号が振ってある 古賀 そうそう!!ねるねるねるねだ、なにかっぽいなと思ったんですがそれだ。 石川 袋のネーミングと、あと混ぜるだけっていう。 古賀 作るのがめっちゃ楽しくてエンタメですよね。すごく易しいキット。 パリッコ ひき肉茹でて、あとは入ってる小袋混ぜるだけでこんなに本格的なタイ料理ができるんですね。 こんなにライムパウダー…………要る!!! 石川 一言で言うとひき肉にハーブがどっさり入ってる食べ物ですね。どうぞどうぞ。 古
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:能登半島・九十九湾の観光船でタイにカボチャを与えてきた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 本当に棒を刺している人がいた 目的地である川は、岸よりに角ばった石が1メートルほどの幅で人工的に積まれており、その先に柵があって、そこから一気に水深が深くなるという地形になっている。 ここで狙うハゼという魚は淡水と海水が混じる汽水に住む魚。夏場なら川のごく浅いところにもいるが、寒くなって水温が下がると「落ちハゼ」といって、河口寄りの深場に下っていく。サイズこそ大きくなるが、釣るのは難しくなるシーズンだ。 竿で釣りをしている人は一人だけだった。 この川では8月か9月に何度かハゼを釣ったことがあるけれど、冬に来たことは一度もない。この時期(
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:酒蒸し法・ザ・ファイナル 9/30に、僕の初めてのレシピ本『晩酌わくわく!アイデアレシピ』が、ele-king booksから発売されます。 いや正味の話、想像すらしてませんでしたよ。自分が「レシピ本」を出すような人間になるなんて。ですが実は、それもこれもデイリーポータルZのおかげなんですよね。 だって、これまで悪ふざけの延長で、しょっパフェ、酒蒸し法、アボカドの穴に何を詰めるか?、羽つき〇〇にモチポタスープetcetc……。好き勝手にその時々思いついた実験レシピ記事を書かせてもらってきましたが、本の内容、7割くらいがそうやって思いついたレシピの紹介になってるんすもん。 なので今、その本のための作業が佳境でして、写真が必要な料理を作り直
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:タコの塩辛を作ったら強烈だった > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 四泊五日の佐渡島取材 新型コロナの非常事態宣言が出る前の三月中旬、当サイトで書かせていただいた『佐渡島に伝わる金太郎飴型の団子、「やせうま」の作り方と文化を習う』の取材で、フェリーに乗って佐渡島へと渡った。 たまたま別件の撮影なども入ったので、旅先での自炊生活という長年の夢を叶えるべく、キッチンのある安い貸別荘をカメラマンと二名で四泊予約した。四泊といえばちょっとした移住である。 佐渡島へはかれこれ20回以上渡っているのだが、じっくりと料理をする機会はあまりなかったので、ようやく佐渡の食材を料理したいという欲望が解消できそうだと心から浮かれている。 とりあえず
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:出没!入間チック天国 コールスローサラダの定義は意外とゆるい コールスローサラダがどんなものか、なんとなくはみなさんご存知ですよね? ケンタッキーのサイドメニューだったり、コンビニの小さなパック惣菜コーナーに定番として置いてあるような、キャベツやコーンが入った、味のベースはマヨネーズなことが多いあれです。 そんなコールスローサラダを食べていたところ、なんとなく、そもそもコールスローサラダとはなんなのだろうか、ということが気になりました。そこで調べてみると、大まかに以下のようなことが判明。 ・コールスローサラダとは、細かく刻んだキャベツを使ったサラダのこと ・その歴史は長く、おそらく古代ローマ時代から食べられていた ・当初はサラダ油と酢、
1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。飲食物全般がだいたい好きだという、ざっくりとした見解で生きています。とくに好きなのはカレー。(動画インタビュー) 前の記事:東京の無人駅をめぐる > 個人サイト たぶん日記 シュウマイが自分の手から生まれるのはうれしい 食わず嫌いという言葉があるが、シュウマイはわたしにとって「つくらず嫌い」みたいなものだったんだろう。つくってみたらあっさりつくれた上に達成感が半端ないのでびっくりしてしまった。なぜ今までつくらずにいたんだ……。 ってそうか。崎陽軒だ。崎陽軒があるから大丈夫だぞ!って思っていたんだった。しかし今、崎陽軒のシウマイも自つくシュウマイも、両方楽しめばよいのだなぁと感じている。 なお、さんざん「シュウマイのミニチュアづくり楽しい!」と騒いだあとに恐縮だが、よりつくりやすいのはふつうのシュウマイだったりする。小さいのつくるのめんどく
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:トリュフって本当にうまいのだろうか(デジタルリマスター版) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 私がイメージしている台湾の魯肉飯 この旅の3年前も台湾を旅行しているのだが、その時に食べた魯肉飯が、私の中ではスタンダードなものとして記憶されている。 台湾南部の都市である高雄の、三牛牛肉麺という麺料理がメインの店で食べました。 それは高雄での遅い昼食として、日本におけるラーメン屋のチャーシュー丼みたいな感じで注文したものだ。 店の名物である牛肉麺をすすりつつ、青菜の炒め物などと一緒に食べた魯肉飯は最高だった。 正直に言えば3年も前の話なので、味はまったく覚えていないのだが、写真を見返す限り、こんなの最高に決まっている。うん、100
テレビや雑誌などで時々紹介される「○○年待ち」グルメ。 注文してから届くまでに○○年かかるという、大人気なんだか、やる気がないんだかよくわからない商品ですが、ああいうのって、○○年待てば本当に届くんですかね? ……と思ったボクは、当時「7年待ち」だったコロッケを注文。あれから7年経ち……ホントに届いた! 7年待ちに待った(忘れてたけど)コロッケはムチャクチャおいしかったのですが、このおいしさ「7年待った」という補正が入ってるんじゃないでしょうか? そこで、まったく事情をしらない人たちに「7年待ちコロッケ」を食べてもらって感想を聞いてみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……とい
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:高級珍味、からすみを作りたい(デジタルリマスター版) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 1946年に生まれたインスタントラーメンを求めて 集英社の「学習漫画 世界の伝記NEXT 安藤百福」によれば、チキンラーメンの生みの親である安藤百福が生まれ育った場所、それは台湾。 その地でインスタントラーメンの源流ともいえる麺を求めて向かったのは、台中駅からローカル線で数駅先にある員林駅。なんと1946年から変わらぬ製法で作られているインスタントなラーメン「雞絲麵」を出している、清記冰菓室があるのだ。 その店名の通り、元々はかき氷やジュースを出す店で、冬になると冷たい食べ物が売れないから、温かい麺類も出すようになったらしい。 台中駅から
僕は下戸である。ビールも酒も全く飲めない。 それゆえ今までの人生、飲み会にもほぼ行かず、飲まずに生きてきたわけだが、周りの大人たちは毎日飲み会を行っているし、メディアからもビールのCMはさんざん目に飛び込んでくる。 …そんなにいいものなのか。 長年スルーし続けてきたが、さすがにヒトとして、興味を持ってもいい気がしてきた。 ということで今回は! 完全なる酔狂で、下戸だけどいろんなビールを飲みまくってみて、下戸にとっての推したくなる(マシな)ビールはどれかを、決めてみたいと思うッ!! (飲める人には新鮮かもしれない下戸のビール観を括目せよ!) 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:ご飯にあらかじめ福神漬けを炊き込んでみたカレー 物産館が楽しすぎて 出だしから宣伝になってしまって面目ないのですが、7/10に「ほろ酔い!物産館ツアーズ」という、僕の新しい漫画単行本が発売されます。 少年画報社の「ヤングコミック」という漫画雑誌の1年半に渡る連載をまとめたもので、東京にある日本全国の物産館を巡り、毎回3000円の軍資金でお酒とおつまみを買って、ひたすら飲み食いするという内容。 そんなお仕事をしばらくやらせてもらっていたので、全国各地にお気に入りの物産品が日に日に増えていきました。 東京に生まれ、のほほんと生活していただけでは決して出会うことのなかった、珍しくて美味しいその土地ならではの味。 もちろん、現地に行って新鮮なも
1984年大阪生まれ。2011~2019年までベトナムでダチョウに乗ったりドリアンを装備してました。今は沖永良部島という島にひきこもってます。(動画インタビュー) 前の記事:行幸に沸いた島~陛下と沖永良部島(おきのえらぶじま)~ > 個人サイト AbebeTV おきのえらぶ島移住録 べとまる みんな知ってる"奄美の鶏飯" 日本人が「鶏飯(けいはん)」と聞いて思い浮かぶものはたいてい鹿児島、奄美の郷土料理だろう。知名度こそあるが、ご当地・奄美、しいて九州でもない限り、食べる機会は少ないと思う。鹿児島に立ち寄る機会があったので食べてきた(むしろ順序でいえば最後に食べた)。 改めて見ると料理名の割に鶏肉成分は少なめ 茶碗によそった白米に、ほぐした鶏肉、錦糸玉子、あと椎茸に沢庵、そして薬味がのってある。そこにダバダバッと出汁をかけていただくと。こうしてひとつの料理が彩りのあること(具材のバラエティ
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:念仏を唱える続ける機械「ブッダマシーン」の世界を一気に知る 崎陽軒のシウマイから始まった話 先日、パリッコさんと二人で新幹線に乗って東京から京都へと向かう機会があった。私は新幹線に乗る際、だいたい決まって崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」の15個入りを購入する。美味しいシュウマイが15個入って620円のパックである。それを買う時にパリッコさんが「僕も半分出すので一緒に食べさせてもらってもいいですか?」と言った。 大歓迎だ。私はいつも一人で新幹線に乗っているから選べるものにも限りがある。半分ずつ食べればお腹にも余裕が残り、他のおつまみを食べることもできるだろう。喜んで割り勘にし、新幹線に乗り
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