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ideaとscienceに関するnorapodproのブックマーク (56)

  • 犬は人間と同じような仕方で言葉を「理解」していた 画期的新研究 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    犬に人間の言葉が通じているように見える動画ほど、人々を魅了してやまないものもないだろう。飼い主が「散歩」「ボール」「公園」「ごはん」など、愛犬の好きな言葉を交えて話しかけ、それに犬が愛らしい頭を振ったり、興奮して吠えたりして応える──。そんな様子を映した短い映像はSNSにあふれている。 これらのワンコは一見、特定の「音」と特定の「結果」を関連づけることを覚えたように思えるかもしれない。たとえば「おすわり」というのは、それに従えば「ごほうびをもらえる」ということなのだ、というふうに。しかし、言葉を行動のたんなるきっかけとするこのような見方は、犬による人間の言葉の処理の、文字どおり皮相的な理解にすぎなかったのかもしれない。 米科学誌「カレント・バイオロジー」に最近発表された研究によれば、すべての犬は聞いた言葉から心にイメージを思い浮かべることができるらしい。つまり、犬は実のところ基的に人間と

    犬は人間と同じような仕方で言葉を「理解」していた 画期的新研究 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 太陽の約100億倍明るい宇宙の謎の青い閃光 正体に迫る新発見

    2022年9月、天文学者たちは口をポカンと開けて、米国カリフォルニア州南部の望遠鏡が捉えたまぶしい青の閃光(せんこう)を眺めていた。地球から44億光年離れた銀河で、太陽の約100億倍も明るい大爆発が起きたのだ。 さまざまな望遠鏡をこのエリアに向けて爆発を観測したところ、この現象が「LFBOT(Luminous Fast Blue Optical Transient)」という爆発に似ていることに研究者たちは気付いた。3カ月後、研究者たちは再び夜空の同じ位置で、3分間の露光を5回繰り返した。その画像を確認してみると、ごく短時間のまぶしい光が再び発生していた。 「私たちは画像を見つめ、これは現実なのだろうかと考えていました」と米コーネル大学の天文学者アナ・ホー氏は振り返る。「あれほど速い閃光もあれほど明るい閃光も見たことがありません。もちろん、別の現象の直後に見えたこともありません」 ホー氏らは

    太陽の約100億倍明るい宇宙の謎の青い閃光 正体に迫る新発見
  • T細胞を再プログラムして特定の老化細胞を攻撃させ「若返る」ことに成功 - ナゾロジー

    昔から、不老不死を求める物語は人々を魅了してきました。 例えば、スペインの探検家フアン・ポンセ・デ・レオンは、若返りの泉を探し北アメリカのフロリダへ遠征しました。 また秦の始皇帝は不老不死の霊薬を求めて3000人の童男童女と技術者を含む大船団を東方に派遣しました。 しかし、当の若返りの秘密は、私たちの体内の細胞に隠されていたのです。 米国のコールドスプリングハーバー研究所 (CSHL) で行われたマウス研究によって、私たちの体内に既に存在するT細胞を再プログラムして老化細胞と戦う方法が開発されました。 この先進的な治療法は、高齢者の健康を向上させ、加齢による衰えを「逆転」させる可能性を秘めています。 さらに、若いマウスに投与した場合、加齢による衰えも防ぐ効果がありました。 私たちの体内に眠るこの驚くべき力を目覚めさせることができれば、人類は長年の夢であった永遠の若さを手に入れることができ

    T細胞を再プログラムして特定の老化細胞を攻撃させ「若返る」ことに成功 - ナゾロジー
  • 加齢による筋肉減少を食い止める方法 最新研究が示すこと | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    椅子から立ち上がる。階段を上る。瓶の蓋をひねって開ける。料品の袋を運ぶ──。日常生活には、私たちが当たり前のようにやっている動作が数多くある。しかし、年を重ねるにつれて、このような日常的動作がだんだんしにくくなるのはなぜだろうか? それは、筋肉量と筋力が低下するからだ。これは専門用語で「サルコペニア」と呼ばれる。 東京都立大学と大阪大学の研究チームが今年、学術誌ScienceDirectで発表した研究結果からは、筋肉組織の成長と修復に関する新たな知見が示されている。研究チームは、血小板由来成長因子サブユニットB(PDGF-B)と呼ばれるタンパク質に着目し、このタンパク質が筋肉の成長に深く関係していることを明らかにした。この発見は将来、加齢による筋肉の減少をい止めるのに役立つかもしれない。 サルコペニアとは 人間の筋肉量は、30歳を境に、10年ごとにおよそ3~5%ずつ減少し始める。こうし

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  • 「脳がないのに学習」する動物の神秘、解明へ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    研究者たちは、棘皮動物の一種であるクモヒトデが、特徴として古典的条件付けと呼ばれる学習形態を示すことを発見した。一点集中型である脳を持つ動物とは異なり、クモヒトデは中枢神経系を持たず、分散的な神経索を持っている。研究者によると、それぞれの神経索は独立して機能することができ、階層的な構造ではなく、むしろ委員会のようなシステムを形成しているという。 「処理を行う中心的存在がないのです」とジュリア・ノターは言う。彼女はデューク大学のソンケ・ジョンセン教授の研究室で、生物学博士号の一環としてこの新しい研究の先頭に立った人物である。 古典的条件付けは、ロシアの生理学者イワン・パブロフによって発見された学習プロセスであり、無条件刺激に中立刺激を関連付け、条件付けされた反応を生じさせるものである。長年にわたり、古典的条件付けは行動心理学を理解する上で重要な役割を果たし、刺激と反応の間の関連付けが経験を通

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  • がんの細胞死を活性化させる「自爆スイッチ」を特定することに成功! - ナゾロジー

    押したら死にます。 米国のカリフォルニア大学デービス校の医療機関(UC Davis Health)から「がんの細胞死を引き起こす「自爆スイッチ」を特定した」とする驚きのプレスリリースが発表されました。 研究者たちは、この自爆スイッチを押す仕組みを、がん細胞と戦うように改造された免疫細胞(CAR-T細胞)に組み込むことで、治療効果を高められると述べています。 例えるならば、悪の怪人(がん細胞)と戦うために体を改造された正義のヒーローに、敵の自爆スイッチを押す新技を体得させる計画と言えるでしょう。 さらに研究では自爆スイッチにを認識して作動させるにあたり、2つの重要部位の特定にも成功しました。 今回は、新たな技を身に着けた改造免疫細胞「CAR-T細胞」が、がん細胞をいかに倒すかを、イラストを用いてわかりやすく解説したいと思います。 研究内容の詳細は2023年10月14日に『Cell Death

    がんの細胞死を活性化させる「自爆スイッチ」を特定することに成功! - ナゾロジー
  • 絶滅危機の生物、細胞あれば復活? 「箱舟」もとに繁殖 - 日本経済新聞

    世界では4万種以上の生物が絶滅の危機にあるといわれる。現代の「ノアの箱舟」を作り、そこにのせた「種」をもとに子孫を育もうという取り組みが進む。環境を壊して絶滅に追い込みながら、先端技術で守ろうとする。人類のエゴはどんな未来を作るのだろう。環境省によると、国内には絶滅危惧種が3700以上いる。中でも汽水・淡水魚は開発など環境変化の影響を受けやすく、評価対象の約4割が指定されている。海洋に生息する

    絶滅危機の生物、細胞あれば復活? 「箱舟」もとに繁殖 - 日本経済新聞
  • なぜハダカデバネズミは老化せず、突然死ぬのか…生命科学者が発見した「死の直前まで元気バリバリ」への条件 人類はわざわざ老化している可能性がある

    見た目は若いまま、突然寿命が尽きる 老いとは何かと問われたら、みなさんどう答えますか。 「体力が衰える」「顔がシワシワになる」「走れなくなる」「病気になりやすくなる」。全て正解です。一言で定義すると、「死亡率が上がること」と考えるとわかりやすいでしょう。 では、みなさん、「なぜ歳をとると、ヨボヨボになるの?」と聞かれたらどう答えますか。 おそらく多くの人は「生き物は全て歳をとると体が衰える。老化は必然で誰もが避けられない」と答えるのではないでしょうか。 残念ながら、それは間違っています。というのも、ここ30年ほどで「生き物の老化は必然」の常識は大きく塗り替えられてきたからです。 「老いは避けられる」という認識が研究者の間では広まっています。 信じられないかもしれませんが、これは生き物としては決しておかしなことではありません。なぜかというと、老化しない生き物が存在するからです。歳をとってもな

    なぜハダカデバネズミは老化せず、突然死ぬのか…生命科学者が発見した「死の直前まで元気バリバリ」への条件 人類はわざわざ老化している可能性がある
  • 「死」とは何か? 覆る概念、あいまい化する境界線

    神経科学の研究が進むにつれて、死ぬことはプロセスであり、生と死の間に明確な境界線はないことがわかってきた。死のプロセスをより正確に理解できれば、死を迎えたが体はまだ比較的無傷である人たちを救えるようになるかもしれない。 by Rachel Nuwer2023.11.22 1 15 出生証明書が人生の始まりのときを意味するように、死亡証明書はその終わりの瞬間を記すものだ。この慣行は、生と死を2つの対極的なものとして捉える従来の概念を反映したものだ。私たちは、突然灯りが消されたように亡くなってしまうまで生き続ける。 しかし、死についてのこの考えが広く浸透している一方で、それは時代遅れの社会通念であり、実際には生物学に基づいたものではないという証拠が固まりつつある。死ぬことは実際にはプロセスであり、人がそれを越えると戻って来れないという明確な境界線はそこにはない。 科学者や多くの医師は、死に関す

    「死」とは何か? 覆る概念、あいまい化する境界線
  • あらゆる変異株に対応する新型コロナワクチンが登場、新型コロナのみならずSARS全体にも対応

    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株が登場するたびにそれに対応したワクチンが開発されていますが、SARS-CoV-2はそれ以上の速度で変異を続けており、ウイルスの変異とワクチン開発はいたちごっことなっています。ケンブリッジ大学とバイオテクノロジー企業・Diosynvaxが、既知および将来のすべてのSARS-CoV-2変異株に対する免疫を獲得できる可能性を持つワクチンを開発し、動物での試験で有望な結果を得たと発表しました。 A computationally designed antigen eliciting broad humoral responses against SARS-CoV-2 and related sarbecoviruses | Nature Biomedical Engineering https://www.nature.com/articles/s

    あらゆる変異株に対応する新型コロナワクチンが登場、新型コロナのみならずSARS全体にも対応
  • ネコには世界はどのように見えているのか…人間の視界と画像で比較

    Dina Spector,Erin Snodgrass [原文] (翻訳:Ito Yasuko、編集:井上俊彦) May. 28, 2023, 03:00 PM サイエンス 448,845 人間とネコの視覚、最大の違いは網膜。目の奥にある組織の層で、視細胞と呼ばれる細胞がある。 Ahsan Mohammed Ahmed/Anadolu Agency via Getty Images 人間とネコの視覚の最大の違いは、網膜にある。 ネコは人間のように色を見分けることができず、遠くを見ることもできない。 だが暗闇の中で見る能力は、人間よりもネコの方が上だ。 ネコはその光る目の奥に、何を見ているのだろうか? アーティストのニコライ・ラム(Nickolay Lamm)は、10年近く前に、動物の視覚の専門家3人に話を聞き、ネコが人間と比べてどのように世界を見ているのか、仮説に基づいて視覚的に示した。

    ネコには世界はどのように見えているのか…人間の視界と画像で比較
  • 人間用に承認された薬に失われた記憶を取り戻す効果があることをマウス実験で確認 : カラパイア

    「あの歌のタイトルなんだっけ?」ちょっとしたことが思い出せないことはよくある。ましてや睡眠不足となるとなおさらだ。 もし思い出せない記憶を蘇らせる方法があるなら、試してみたいことだろう。 そんな薬が当にあったようだ。オランダの研究チームが、既に承認されている薬(日では未承認)をマウスに投与したところ、寝不足で失われてしまったと思われたマウスの記憶を回復させることに成功したのだ。 これはただ記憶を取り戻す方法が発見されたというだけではない。寝不足で記憶力が低下したとしても、記憶自体が失われたわけではなく、その情報はまだ脳に保存されているという証拠でもあるそうだ。 広告 睡眠不足になるとなぜ記憶を思い出せないのか? 記憶のプロセスは、たとえほんの少しの睡眠不足であっても大きく損なわれる。タンパク質や脳細胞レベルで影響を受けてしまうのだ。 ただよくわからないのは、寝不足による記憶力の低下が、

    人間用に承認された薬に失われた記憶を取り戻す効果があることをマウス実験で確認 : カラパイア
  • 「アルツハイマー病は脳疾患ではないかもしれない」との仮説

    「アルツハイマー病は脳疾患ではなく自己免疫疾患である」との仮説...... Dr_Microbe-iStock <「アルツハイマー病は脳疾患ではなく、脳内の免疫系障害なのではないか」との仮説が話題に......> アルツハイマー病は長年、脳疾患と考えられ、脳内で生成されるタンパク質の一種「アミロイドベータ」の凝集を抑制する治療法について研究されてきた。 なかでも、2006年3月16日付の学術雑誌「ネイチャー」に掲載された「『アミロイドベータスター56(Aβ*56)』というオリゴマー種がアルツハイマー病に関連する認知障害に寄与している可能性がある」との研究論文は、アルツハイマー病の早期治療法の確立に向けた有望な成果として大いに注目された。しかし2022年7月、学術雑誌「サイエンス」で「この研究論文は画像操作され、結果が捏造されたおそれがある」と報じられている。 <参考記事> アルツハイマー病

    「アルツハイマー病は脳疾患ではないかもしれない」との仮説
  • 読み書きが困難な「ディスレクシア」の特性が、人類の文化的漸進に貢献していた:研究結果

  • 統合失調症 “原因の1つは自身の抗体が関わっている可能性” | NHK

    統合失調症を発症する原因の1つとして、自身の抗体が関わっている可能性があることをマウスを使った実験でつきとめたと東京医科歯科大学のグループが発表しました。 この研究成果は、東京医科歯科大学の塩飽裕紀 助教などのグループが発表しました。 統合失調症は、幻覚や妄想などの症状が出る病気で、およそ100人に1人が発症するとされます。 グループでは、統合失調症の患者220人余りを対象に血液などを詳しく調べたところ、およそ5%の患者に脳の神経細胞のシナプスにある「NCAM1」と呼ばれるたんぱく質に対する抗体が見つかり、この抗体が脳の情報伝達を妨げている可能性があることをつきとめました。 さらに、この抗体をマウスに投与すると脳のシナプスが減少したり、大きな音に過敏に反応したりするなど統合失調症のような症状が出ることを確認したということです。 グループによりますと、統合失調症の発症にはさまざまな仕組みが関

    統合失調症 “原因の1つは自身の抗体が関わっている可能性” | NHK
  • 「意識」が量子効果で生じることを示す実験結果が発表される - ナゾロジー

    意識は量子効果で形成されているのかもしれません。 カナダのアルバータ大学(University of Alberta)とアメリカのプリストン大学(Princeton University)で行われた研究によれば、ヒトの意識は量子的な効果で発生しているという量子意識仮説を支持する発見あった、とのこと。 量子意識仮説はブラックホールの存在を示した業績で2020年にノーベル物理学賞を受賞したロジャーペンローズ博士らによって提唱されており、脳科学と量子論を融合した野心的な理論となっています。 かつてはブラックホールの存在と同じく「荒唐無稽」であるとみなされていましたが、新たな研究では量子意識仮説を裏付けるような実験的な結果が得られました。 ヒトの意識は当に量子効果で形成されているのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年4月18日に開催された『Science of Conciousness』会議

    「意識」が量子効果で生じることを示す実験結果が発表される - ナゾロジー
  • 「まるで現代の錬金術」京大が開発した貴金属8元素合金がもたらす意味。材料開発新時代へ

    京都大学大学院理学研究科の北川宏教授と、合成した合金のイメージ。 画像:取材時のスクリーンショットを撮影、京都大学 人類が合金を利用し始めてから5000年、歴史上初めて貴金属8元素を原子レベルで混合する事に成功。 水素を発生させる触媒としての性能が、市販の白金触媒の10倍以上に。 現代社会が抱える問題を解決する多元素触媒を、自らデザインし作れるようになる技術につながるかもしれない。 “アホな発想” こそ、新しい発見を生み出す。 銅と亜鉛が混ざり合った真鍮や、鉄にクロムを含ませたステンレスのように、異なる種類の金属元素が混ざり合った金属を「合金」と呼びます。 2022年2月、京都大学大学院理学研究科の北川宏教授は、「8種類の『貴金属』を全て原子レベルで均一に混合」することに成功したと、アメリカの国際学術誌『Journal of the American Chemical Society』に報

    「まるで現代の錬金術」京大が開発した貴金属8元素合金がもたらす意味。材料開発新時代へ
  • 日本で増加傾向の難病「多発性硬化症」の改善に成功! 難病克服の可能性示す - ナゾロジー

    医療研究の進歩から、難病が治せるようになるかもしれません。 米国のAtara Biotherapeutics社は、多発性硬化症(MS)の患者に、エプスタインバーウイルス(EBウイルス)と戦う力のある免疫細胞(T細胞)を移植したところ、回復困難と考えられていた進行性の症状に改善がみられたと発表。 多発性硬化症は自己免疫疾患の一種であり、免疫が誤ってウイルスではなく自分の神経細胞を攻撃してしまうことが原因で起こります。 そのため、原因となるウイルスの除去が症状の改善に有効であると予測されていました。 現在、臨床試験も進んでおり、難病の克服につながる有力な治療法になると期待されています。 研究内容の詳細は、2022年3月22日に同社で行われたプレゼンテーションによって発表されました。 Atara Biotherapeutics Presents New Magnetization Transfe

    日本で増加傾向の難病「多発性硬化症」の改善に成功! 難病克服の可能性示す - ナゾロジー
  • 「とても楽だよ」脳インターフェイスで意思を伝えた全身麻痺患者

    意識はあるが全身麻痺状態にある男性が、脳に取り付けた電極を使って文章でコミュニケーションを取ることに成功した。男性はスープやビールを注文し、家族と息子について話すことさえできるようになった。世界初の快挙だ。 by Jessica Hamzelou2022.04.05 44 14 ある全身麻痺状態の男性が、自身の脳活動を記録する装置を使って、完全な文章を伝達することに成功した。男性は、脳に埋め込まれた装置を使い、脳の使い方を鍛えることで、マッサージやスープ、ビールを注文し、息子と一緒に映画を見られるようになったという。 この記事はマガジン「世界を変える10大技術 2022年版」に収録されています。 マガジンの紹介 「完全閉じ込め症候群」の患者、つまり意識と認知能力はあるが完全な麻痺状態の人物が、このようにコミュニケーションできたのは初めてだ——プロジェクトを手がけた研究者たちはそう語っている

    「とても楽だよ」脳インターフェイスで意思を伝えた全身麻痺患者
  • 驚異、液体から固体へ変化する新素材。発想は「真空パックのコーヒー」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    カリフォルニア工科大学の研究チームが新たな素材を開発した。圧を加えることで、折りたたみ可能で液体にも似た状態から硬い固形状態へと変化する、鎖帷子のような素材だ。 左:液体のような状態 右:硬い固形状態 (Wonderfulengineering.com) この研究論文の責任著者で、カリフォルニア工科大学の機械工学・応用物理学G・ブラッドフォード・ジョーンズ寄附講座教授のキアラ・ダライオ氏は、素材の構造を説明するとともに、素材の応用性にも触れた。軍人が着用する外骨格型スーツや、怪我の治癒に合わせて硬さが変わるギプスや、その場で展開・硬化できる橋になる可能性も秘めているという。 「作りたかったのは、思いどおりに硬度を変えられる素材です」と、ダライオ教授は声明の中で述べた。「柔らかくて折りたたみ可能な状態から、硬く耐荷重性の高い状態へと自在に変化する。そんな素材を開発したかったのです」。 柔らか

    驚異、液体から固体へ変化する新素材。発想は「真空パックのコーヒー」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)