大手ディスカウントストアのトライアルホールディングス(福岡市)が、客の行動分析を進めている。約700台に及ぶカメラを設置し、何を手に取り、どの棚で立ち止まったのかを可視化。「何を買ったか」だけでなく「何に興味を持ったか」まで踏み込み、客をひき付ける売り場を作る。スーパーセンタートライアル長沼店(千葉市)は7月3日、自社開発のデジタル機器を活用した「スマートストア」として改装オープンした。入
米アマゾンが新たに開発した黒と緑のショッピングカートは、一見、食品雑貨店などでいつも目にしているカートと大差ないように見えるかもしれない。だが、その滑らかなプラスチックの表面の下に違いが隠されている。 「アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)」と名づけられたこのカートは、センサーとカメラ、コンピュータービジョン(コンピューターによる視覚情報処理)アルゴリズムによって、中に入れられた商品を自動で識別するスマートショッピングカートだ。代金は店舗を出る際に、アマゾンのアカウントとひもづけられたクレジットカードに請求されるため、客はレジの列に並ばずにすむ。 ダッシュカートはちょっとした買い物向けの仕様になっていて、ショッピングバッグを2つまでセットできる。音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」のショッピングリストにアクセスできるタッチスクリーンと、クーポンなどを読み取るた
Creative Commons Zero – CC0 / Pxfuel 【12日8時更新】赤字部を追記。 各社が参入した QR コード決済の開始から約1年半、Origami Pay が事実上メルペイに買収され、LINE Pay と PayPay も経営統合で同じ陣営になるなど、勢力の整理がひとたび落ち着いたように見える。一方で、その UX から言って、QR コード決済は NFC 決済に勝てないという見方もある。アプリを立ち上げて QR コードを店員かセルフレジのスキャナに向けなければならない QR コード決済と、何も考えずにスマートフォンをタッチセンサーにかざすだけで済む NFC 決済の利便性の差は明らかだ。 コンビニなどで、ポイントを貯めたり、クーポンを使ったりして、QR コード決済でモノを買うときはカオスである。クーポン利用のために、コンビニのマルチメディアキオスクで専用バーコードを
「Amazon Go」型店舗が日本で一気に普及しそうだ。AI(人工知能)を活用した無人店舗の構築サービスを手掛ける米スタンダード・コグニションは2019年夏、同社のシステムをドラッグストアチェーンの薬王堂の仙台泉館店に導入する。日経クロストレンドは米国でオープンした実験店舗をいち早く体験した。 スタンダード・コグニションが薬王堂の仙台泉館店に導入するシステムでは、入店して商品を手に取り、退店するだけで決済が完了する。提携先である医薬品などの卸売業大手のPALTACと協力して同社の取引先にシステムを導入していく。実験の結果から、2019年中旬までに郊外の大型店舗でのシステム実用化を狙う。その後、20年夏までに国内3000店舗への導入を目指す。 スタンダード・コグニションは、店舗内に設置したカメラの画像解析技術とAIを組み合わせることで、Amazon Go型店舗を実現するシステムを小売業者向け
英国ロンドンのミルトン・キーンズ地区で、将来的にはアマゾンを脅かす可能性のある、デリバリーサービスが始動した。 これはデリバリーロボットのメーカー「Starship Technologies」の宅配ロボットを活用した配送サービスで、月額約10ドルで多様な商品がロボットで受け取れるようになる。 「この試みは世界初の自動走行ロボットを活用した宅配サービスになる。荷物が行方不明になる心配もない」と、StarshipのCEOのLex Bayerは述べた。ミルトン・キーンズ地区の住民らは10月31日から、Starshipの配送拠点を荷物の届け先に指定できるようになった。配送拠点に届いた荷物は宅配ロボットに積み替えられ、利用者がアプリで配達を依頼すると、午前7時から午後11時の間であれば、依頼から1時間以内にロボットが荷物を配達する。 Starshipの宅配ロボットは小型犬ほどのサイズで、これまでピザ
革命おきちゃった。3Mの新開発スポンジはカレー鍋への「決戦兵器」だった2018.07.31 19:3050,613 ヤマダユウス型 はじめから汚さないという発想。 スコッチ・ブライトより、新製品のスポンジ「スクラブドットスポンジ キズをつけないタイプ / ハードな汚れを落とすタイプ」が発表されました。 スコッチ・ブライトといえば、赤い水玉とエプロンのお姉さんが目印の定番ブランド。スポンジもたくさん販売していますが、今回は「新発想のキッチンスポンジ」と謳うのですから、一体どのへんが新発想なのか。というかスポンジの新しさって何なのか、気になる! Photo: ささきたかし今回発表された「スクラブドットスポンジ」は、汚れとニオイ、すなわち衛生面に革新をもたらすスポンジ。簡単にいいますと、「汚れないスポンジ」です。使ってるうちに汚れを含んでいくのはスポンジの宿命でしたが、そもそもスポンジを汚れない
via: robomart.co 地域の小さな八百屋さんや魚屋さんで買物するのは楽しい。活きのいい本日オススメの魚や調理法を聞いたり、ときにはおまけしてくれたり冗談を言いあったり。大げさにいうと生きている実感を感じられる買物体験がそこにある。 一方そんな街の小売店は、大型スーパーや今後拡大するだろうオンラインの生鮮食品販売で、その存在が脅かされている。カリフォルニア州のスタートアップ Robomartによる生鮮食品の自走ショップのビジョンから、小売業の未来と顧客体験について考えてみたい。 アメリカではウーバーやテスラの自動運転車が立て続けに死亡事故を起こし、現時点での自動運転テクノロジーの未熟さを露呈してしまった。自動運転に積極的に門戸を開いているアリゾナ州やカリフォルニア州などの今後の対応も注目されるが、自動運転という巨大ビジネスチャンスを世界の自動車メーカーやIT企業があきらめることは
アリババは、キャッシュレス・スーパー「Hema(盒馬)」を拡大させている。 Hemaは魚介類を含む豊富な生鮮食品を取り扱い、人気を集めている。客は商品を選び、店内のキッチンで調理してもらうこともできる。 また、オンラインで注文すると、30分以内に配送してくれる。 スマートフォンで支払いできる。 中国最大のEC企業アリババは、キャッシュレス・スーパーの展開を進めている。アメリカには類を見ないスーパーだ。Hema(盒馬)は、2018年中に中国国内の店舗数を現在のほぼ2倍となる約60店まで拡大させる計画。 Hemaでは客は、アマゾンのレジなし店舗、Amazon Goと同じようにスマートフォンを使って支払いを行う。 だが、HemaにはAmazon Goにはない2つの大きなサービスがある。要望に応じて、客が購入した商品を調理するシェフと、30分以内で配送するオンライン注文だ。 アリババが展開するキャ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く