17年夏の甲子園優勝チームの主将が逮捕された。強盗目的で民家に侵入し、住人に頭蓋骨骨折、顔面切創などの大けがを負わせたとして、千葉県警は1月31日、強盗致傷などの疑いで、東京都町田市、無職千丸剛容疑者(20)ら男5人を逮捕したと発表した。 千丸容疑者は17年夏の甲子園で優勝した花咲徳栄(埼玉)の主将だった。卒業後は駒大進学も1年時に野球部を退部。大学も退学していた。他の4人は大和市などの21~22歳。千丸容疑者ら4人は容疑を認め、1人は一部否認している。 ◇ ◇ ◇ 佐倉署によると、逮捕容疑は、5人で共謀の上、昨年4月26日午後9時45分ごろ、千葉県八街市の2階建て民家に金品を奪う目的で、この家に住む自営業男性(60)を玄関でバールのようなもので殴り、頭蓋骨骨折などの重傷を負わせて侵入し、家の中で男性の妻(58)の顔を切りつけたが、妻が助けを求めて大声を出したため、金品などは奪えず