米フロリダ州マイアミの店頭に並んだ殺虫剤(2016年8月9日撮影、資料写真)。(c)Kerry SHERIDAN / AFP 【6月7日 AFP】米国で1年間に使用されている農薬の25%以上は、欧州連合(EU)では使用を禁止されているものだと指摘する論文が6日、学術誌「エンバイロメンタル・ヘルス(Environmental Health)」に掲載された。 世界の農薬使用量の大半は米国、中国、ブラジル、EUが占めているが、この3か国とEUについて除草剤、殺虫剤、防カビ剤などの使用量を調査したところ、2016年に米国で農薬への使用が許可された化学成分374種のうち、72種はEUで使用が禁止されているものであることが分かったという。中でもパラコートやホレートは「毒性が強い」などとしてEU、ブラジル、中国では禁止、あるいは段階的に廃止されている。 米国の非営利環境団体「生物多様性センター(Cent
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