ケータイで女性の自立を促した「グラミンフォン」 2010年10月18日 経済・ビジネスIT社会国際情勢 コメント: トラックバック (0) フィード経済・ビジネスIT社会国際情勢 (これまでの 木暮祐一の「ケータイ開国論II」はこちら) 学生が私にお土産を買ってきてくれた。その学生は、途上国の支援に関心を持つ4年生。この夏休みを利用し、バングラデシュに行ってきたそうだ。そして、そのお土産というのが、バングラデシュの最大手キャリア・グラミンフォンの「端末」と「プリペイドSIMカード」だ。じつはグラミンフォンには以前から関心をもっており、バングラデシュに行くならぜひともグラミンフォンについて見てきてほしいとお願いしていたのだった。 3年ほど前に私は、『グラミンフォンという奇跡』(ニコラス・P・サリバン著、英治出版)という本を読んでいた。 バングラデシュはインド東側に隣接する国で、面積は日本の半